何者か
タデ科Rheum palmatum Linné、R. tanguicum Mazimowicz、R. officinale Baillon、R. coreanum Nakaiの根茎
代表的な下剤ですね。センノシドは西洋の下剤にも使われている成分です。
この生薬が入っている処方はおなかが緩くなるので、もともと便秘気味の人のほうが使いやすいです。
使われ方
- 大腸を潤し,腸の動きを活発にして便秘を治す。
- 便がよく出るようにして胃腸の炎症を治める。
- 便がよく出るようにして血の巡りをよくする。
成分
- センノシドA~F
- クリソファノール
- エモジン
- レイン
- タンニン
- ラタンニン
- スチルベン誘導体
- リンドレイン
この生薬が使われているエキス剤
乙字湯 大柴胡湯 柴胡加竜骨牡蠣湯 大黄牡丹皮湯 防風通聖散 潤腸湯 桃核承気湯 治頭瘡一方 調胃承気湯 大黄甘草湯 治打撲一方 通導散 三黄瀉心湯 麻子仁丸 大承気湯 桂枝加芍薬大黄湯 茵蔯蒿湯 九味檳榔湯 など。
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