防風通聖散
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
処方する患者さんのイメージ 体力があり、皮下脂肪が多く太り気味の人の動悸・肩こり・のぼせ・むくみ体力があり、皮下脂肪が多く太り気味の人の便秘体力があり、皮下脂肪が多く太り気味の人の湿疹・皮膚炎、ふきでもの体力があり、皮下脂肪が多く太り気味の...
滑石(かっせき)
何者か 含水ケイ酸アルミニウムと二酸化ケイ素からなる鉱物。 軟滑石と硬滑石があり軟滑石はアルミニウム塩、硬滑石はマグネシウム塩で別物です。硬滑石は別名タルクです。日本では軟滑石を滑石として扱っていますが、中国では硬滑石を滑石として扱っていま...
連翹(れんぎょう)
何者か モクセイ科レンギョウForsythia suspensa Vahlの果実。 使われ方 上半身の炎症、熱を抑える。炎症のあるできものの排膿を促す。 成分 トリテルペノイド(+)-ピノレシノール(-)-マタイレシノールアルクチインフォル...
芒硝(ぼうしょう)
何者か 硫酸ナトリウムの十水和物 下剤と炎症を抑える生薬として使われます。現在の日本ではNa2SO4と規定されていますが唐代以前ではMgSO4であったと考えられているそうです。どちらも流通しているようです。 使われ方 発熱を伴う便秘に使う。...
薄荷(はっか)
何者か シソ科ハッカMentha arvensis Linné var. piperascens Malinvaudの地上部。 あのスースーするハッカです。冷やす薬かと思いきや、発汗によって体表(皮膚、のどなど)の病気を発散させる発汗解表薬...
石膏(せっこう)
何者か 天然の含水硫酸カルシウム。CaSO4・2H2O 使われ方 体にこもった熱を解熱する。渇きを治す。肺の炎症を抑え咳を止める。皮膚の炎症を抑える、皮膚を潤して皮膚炎を治す。 炎症を抑え、解熱する効果があるとされています(清熱薬)。漢方的...
白朮(びゃくじゅつ)
何者か キク科オケラAtractylodes japonica Koidzumi ex Kitamuraの根茎、またはオオバナオケラA. macrocephala Koidzumiの根茎 使われ方 胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下...
山梔子(さんしし)
何者か アカネ科クチナシGardenia jasminoides Ellisの実。 使われ方 胸のつかえる感じ、熱感を治す。上半身に滞った気を降ろして精神安定をはかる。発熱を伴う黄疸を治す。眼や、皮膚の充血を治す。 成分 ゲニポシドゲニピン...
桔梗(ききょう)
何者か キキョウ科キキョウPlatycodon garandiflorum A. de Candolleの根。 あのおなじみの花の桔梗の根です。 使われ方 粘性の痰を伴う咳を治す排膿を促す。ものもらい、蓄膿症、肺膿瘍、その他化膿性疾患に用い...