九味檳榔湯

生薬

檳榔子(ビンロウジ)

何者かヤシ科ビンロウAreca catechu Linnéの種子。アジアでかみたばことして使われています。成分として含まれているアルカロイドのアレコリンがニコチンと同様の作用があるといわれています。使われ方条虫を駆除する。消化不全を治す。膨...
生薬

木香(もっこう)

何者かキク科Saussurea lappa Clarkeの根。使われ方胃腸を温める。食欲を増進する。腹部膨満を治す。おなかが冷えることによる下痢を治す。木香+陳皮で胃腸の動きをよくする、木香+人参でも胃の動きをよくし機能をよくするなどの働き...
生薬

陳皮(ちんぴ)

何者かミカン科ウンシュウミカンCitrus unshiu MarcowiczまたはC. reticulata Blancoの成熟した果皮。平たくいうと、みかんの皮です。使われ方胃腸を調える。腹部の張りと膨満感を直す。食欲増進。肺の湿りをとり...
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呉茱萸(ごしゅゆ)

何者かミカン科ゴシュユEuodia ruticarpa Hooker filius et Thomson、Euodia officinalis Dode、またはEuodia bodinieri Dodeの果実胃腸への温補剤に分類されます。使...
生薬

蘇葉(そよう)

何者かシソ科シソPerilla frutescens Britton var. crispa W. Deaneの葉。ようするに紫蘇の葉です。赤じそと青じそがありますが、生薬に使うのは赤じそになります。使われ方軽い発汗作用。軽いかぜの初期につ...
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厚朴(こうぼく)

何者かモクレン科ホオノキMagnolia obovata Thunberg、M. officinalis Rehder et Wilson、M. officinalis Rehder et Wilson var. biloba Rehder...
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茯苓(ぶくりょう)

何者かサルノコシカケ科マツホドWolfporia cocos Ryvarden et Gilbertsonの菌核。松の根に寄生する菌類。きのこです。使われ方利水。胃腸の機能を高めて水腫や浮腫を治す。胃にぽちゃぽちゃ水がたまる状態(胃内停水)...
生薬

大黄(だいおう)

何者かタデ科Rheum palmatum Linné、R. tanguicum Mazimowicz、R. officinale Baillon、R. coreanum Nakaiの根茎代表的な下剤ですね。センノシドは西洋の下剤にも使われて...
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桂皮(けいひ)

何者か香辛料のシナモン。クスノキ科Cinnnamoum Casia Blumeの樹皮です。使われ方軽い発汗作用→弱々しい人のぐずついたかぜの治療に(虚証のかぜ)。(発汗解表作用)精神不安・不眠・めまいを和らげる。(降気作用:気については後ほ...
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