川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)

エキス剤
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処方する患者さんのイメージ

  1. 鼻づまりによる頭痛ある人
  2. めまいのある人

原法では茶葉含まれておらず、それ以外の生薬を散薬としてお茶と一緒に服用したもののようです。

処方箋薬ではツムラ・クラシエ・コタローの番号124番。

入っている生薬とその狙い

香附子(こうぶし):気の滞りを治し、胃腸機能を高める、頭痛を治す、胸のつかえを治す。耳閉感を治す。

川芎(せんきゅう):血行を促進して、気を巡らせて頭痛を治す。

荊芥(けいがい):かぜの頭痛・発熱を治す。鼻炎に使う。

薄荷(はっか):熱を下げ、痛みをとめて、かぜやのぼせによる頭痛や咽頭痛を治す。

白芷(びゃくし):痛み止め。頭痛や顔の痛み、歯の痛みを治す。 鼻のつまりを治す。

防風(ぼうふう):汗をかかせて頭痛、めまい、関節痛を治す。

羌活(きょうかつ):発汗によって寒と風湿を除く。

甘草(かんぞう):筋肉・関節・腹部の緊張を解き、鎮痛する。

茶葉(ちゃよう):頭痛を治す。 目のくらみをなおす。 目を覚ます。

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