川芎茶調散

エキス剤

川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)

処方する患者さんのイメージ 鼻づまりによる頭痛ある人めまいのある人 原法では茶葉含まれておらず、それ以外の生薬を散薬としてお茶と一緒に服用したもののようです。 処方箋薬ではツムラ・クラシエ・コタローの番号124番。 入っている生薬とその狙い...
生薬

茶葉(ちゃよう)

何者か ツバキ科チャノキCamellia sinensis Kuntzeの葉。 そのまま緑茶の葉っぱです。使われている処方はほとんどありません。 使われ方 頭痛を治す。目のくらみをなおす。目を覚ます。 成分 カフェインテオフィリンテオブロミ...
生薬

香附子(こうぶし)

何者か カヤツリグサ科ハマスゲCyperus rotundus Linnéの根茎 使われ方 気の滞りを治し、胃腸機能を高める、頭痛を治す、胸のつかえを治す。耳閉感を治す。月経を整える。月経痛を治す 行気薬に分類されます。月経関連の症状にも用...
生薬

羌活(きょうかつ)

何者か セリ科 Notopterygium incisum Ting ex H. T. Chang または N. forbesii Boissieuの根と根茎 使われ方 発汗によって寒と風湿を除く。関節痛を治す。 発汗解表薬です。 成分 ポ...
生薬

白芷(びゃくし)

何者か セリ科ヨロイグサ Angelica dahurica Bentham et Hooker filius ex Franchet et savatierの根。 使われ方 痛み止め。頭痛や顔の痛み、歯の痛みを治す排膿を促す。鼻のつまりを...
生薬

薄荷(はっか)

何者か シソ科ハッカMentha arvensis Linné var. piperascens Malinvaudの地上部。 あのスースーするハッカです。冷やす薬かと思いきや、発汗によって体表(皮膚、のどなど)の病気を発散させる発汗解表薬...
生薬

防風(ぼうふう)

何者か セリ科Saposhnikovia divaricata Shischkinの根と根茎。 使われ方 汗をかかせて頭痛、めまい、関節痛を治す。(発汗解表薬) 専門的には発汗により風寒湿の3つの原因によって起こる具合の悪さを取り除きます。...
生薬

荊芥(けいがい)

何者か シソ科ケイガイSchizonepeta tenuifolia Briquetの花穂(かすい)。汗をかかせて熱をちらせる発汗解表薬に分類されます。皮膚病に効果があるのも特徴です。 使われ方 かぜの頭痛・発熱を治す。鼻炎に使う。(発汗解...
生薬

川芎(せんきゅう)

何者か セリ科の植物、センキュウCnidium officinale Makinoの根茎 使われ方 血流を改善(漢方的な意味で)し、気を巡らせて月経不順、月経痛、腹痛、冷え性などを治す。血行を促進(こちらも漢方的な意味で)して、気を巡らせて...
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