当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

エキス剤
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処方する患者さんのイメージ

  1. 筋肉が少なく弱々しくて冷え性、色白でむくみ気味の人の、貧血、倦怠感、頭重、頭痛、めまい、肩こり等、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、浮腫、痔、腹痛。

女性のための3大処方の1つとです。「女性のための」は月経不順、月経困難、更年期障害などそのものとそれにまつわる体とメンタルの不調に使う漢方という意味にとらえるといいと思います。

この処方はその中でも、なよなよしたか細い女性の調子が悪い時に使う薬です。

ツムラ・クラシエ・コタローの23番です。

入っている生薬とその狙い

芍薬(しゃくやく):婦人科系の働きを調えて月経不順・帯下・月経痛を治す。筋肉痛・けいれん・腹痛を治す。

川芎(せんきゅう):血流を改善(漢方的な意味で)し、気を巡らせて月経不順、月経痛、腹痛、冷え性,頭痛などを治す。

当帰(とうき):血を作り(漢方的な意味で:補血)、気を巡らせて月経不順、月経痛、腹痛、冷え性、腹痛などを治す。体を温めて、婦人科系の働きを活性化させる。

白朮(びゃくじゅつ):胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下痢を治す。体表と腹部の余計な水分を取り除く。

沢瀉(たくしゃ):体内に余分にたまった水を排尿によって治す。水の流れが悪いことによる頭重感、めまい、耳鳴りを治す。

茯苓(ぶくりょう):胃腸の機能を高めて、胃にたまった水を取り除く。むくみを治す。水が滞ることによる精神不安を治す。

漢方的血を作り、血の巡りをよくする生薬3種と、むくみをとり体の水分バランスを整える生薬3種で構成されています。したがって血の足りない弱々しく,血の巡りが悪くて調子の悪い人、浮腫んでいる人が対象になります。

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