腹痛

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腸癰湯(ちょうようとう)

処方する患者さんのイメージ 桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えた桂枝茯苓丸加薏苡仁から桂枝、茯苓、芍薬をのぞいた処方です。 盲腸部に急性または慢性の痛みがあるもの、あるいは月経痛のあるもの。 コタローの添付文書には上記のような記載があります。下痢、便...
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桂枝加芍薬大黄湯(けいひかしゃくやくだいおうとう)

処方する患者さんのイメージ おなかのひきつる痛み虚弱で腹部膨満のある人の便秘 桂枝湯と同じ構成の生薬で芍薬が1.5倍の桂枝加芍薬湯に大黄が加わっています。腹直筋の緊張が強い人の腹痛、腹部膨満に有効です。過敏性腸症候群に使うこともあります。大...
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桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

処方する患者さんのイメージ 女性のための3大処方の1つの桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えて皮膚症状の強い人に対応した処方です。「女性のための」は月経不順、月経困難、更年期障害などそのものとそれにまつわる体とメンタルの不調に使う漢方という意味にとらえ...
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当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢虚弱体質の改善より弱々しい人の月経痛 桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯から芍薬減量+当帰で当帰建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入った...
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黄連湯(おうれんとう)

処方する患者さんのイメージ 消化管の炎症に由来する諸症状。吐き気、みぞおちのつかえた感じでおなかが冷えて痛い人。おなかのごろごろした感じのある人。胃腸炎、下痢。 消化器に炎症のある人に使います。半夏瀉心湯の黄芩を桂皮に替えた処方です。桂皮が...
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当帰湯(とうきとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しく冷える人の心窩部痛、腹痛冷え性血虚を伴う腹痛・腹部膨満 血虚と気虚のある人の腹部症状に使います。血虚があったり、冷えの強い腹痛・腹部膨満は大建中湯よりもこちらを使います。大建中湯のうち膠飴をのぞいた3種の...
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大建中湯(だいけんちゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、おなかの冷えた人の腹痛体力がなく、おなかの冷えた人の腹部膨満 小建中湯、黄耆建中湯とは膠飴しか共通しておらず、構成がかなり異なる処方です。胃腸を温め、胃腸の動きを治す処方です。原典では蜀椒が用いられて...
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小建中湯(しょうけんちゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢虚弱体質の改善寝汗小児の夜泣き、夜尿症、虚弱体質改善 桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯+黄耆=黄耆建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入...
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黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢虚弱体質の改善寝汗 桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯+黄耆=黄耆建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入った処方で腹痛、腹部膨満の処方です...
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芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

処方する患者さんのイメージ こむら返りのひと腹痛、月経痛のひとしゃっくり 筋肉の緊張をとる処方です。 ツムラ・クラシエ・コタローの68番。 入っている生薬とその狙い 芍薬(しゃくやく):四肢と腹部の緊張をとる。筋肉痛・けいれん・腹痛を治す。...
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