黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)

エキス剤
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処方する患者さんのイメージ

  1. 体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢
  2. 虚弱体質の改善
  3. 寝汗

桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯+黄耆=黄耆建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入った処方で腹痛、腹部膨満の処方です。膠飴が入ることで胃の動きをよくし、黄耆が入ることで潰瘍や膿瘍性疾患により効果が高くなるという説明があります。

処方箋薬ではツムラ・クラシエ・コタローの番号98番。

入っている生薬とその狙い

黄耆(おうぎ):胃腸を強め、気を巡らせて貧血、顔が蒼い、めまいなどを治す熱のないできものの排膿を促す。むくみに使う。過度の汗を利尿によって止める。

桂皮(けいひ):冷えて痛む腹部を温めて腹痛を和らげる。

芍薬(しゃくやく):四肢と腹部の緊張をとる。汗が出過ぎるのを止める。

甘草(かんぞう):筋肉の緊張をとる。胃腸を調える。

大棗(たいそう):胃腸を調える。

生姜(しょうきょう):胃腸を調える。発汗。吐き気止め。

膠飴(こうい):胃腸を整える。 体に潤いを与える。膠飴+黄耆で疲労回復の効果

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