麻黄湯(まおうとう)

エキス剤
スポンサーリンク
スポンサーリンク

処方する患者さんのイメージ

  1. かぜのひき始めに。強い寒気、高熱、汗が出ないがポイント。

エキス剤ではツムラ・クラシエ・コタローの番号27番。

もともとが元気で丈夫な人に使う薬です。風邪のひきはじめで、はなばなしい症状なら麻黄湯。発汗作用と温める作用が強いので汗が出ない、寒気を強く感じている人向けです。イメージとしては典型的なインフルエンザですね。

入っている生薬とその狙い

 

麻黄(まおう):体を温める。発汗、鎮痛、咳止め。エフェドリンなので交感神経が活発化する

桂皮(けいひ):温めて汗を出す。

杏仁(きょうにん):咳止め、喘息止め。麻黄とあわせて効果増強

甘草(かんぞう):筋肉の緊張をとる。胃腸を調える。急性期の副腎皮質ホルモンの効果増強

 

 

コメント