エキス剤 九味檳榔湯(くみびんろうとう) 処方する患者さんのイメージむくみ、息切れ、動悸、倦怠感のある人心悸亢進、肩こり、けん怠感があって、便秘の傾向があるもの。 高血圧、動脈硬化、及びこれらに伴う頭痛原典では脚気の予防、治療に使っていたようし、コタローの添付文書の効能効果に脚気は... 2019.06.05 エキス剤
エキス剤 桂枝加芍薬大黄湯(けいひかしゃくやくだいおうとう) 処方する患者さんのイメージおなかのひきつる痛み虚弱で腹部膨満のある人の便秘桂枝湯と同じ構成の生薬で芍薬が1.5倍の桂枝加芍薬湯に大黄が加わっています。腹直筋の緊張が強い人の腹痛、腹部膨満に有効です。過敏性腸症候群に使うこともあります。大黄が... 2019.05.30 エキス剤
エキス剤 桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん) 処方する患者さんのイメージ女性のための3大処方の1つの桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えて皮膚症状の強い人に対応した処方です。「女性のための」は月経不順、月経困難、更年期障害などそのものとそれにまつわる体とメンタルの不調に使う漢方という意味にとらえる... 2019.05.20 エキス剤
エキス剤 当帰建中湯(とうきけんちゅうとう) 処方する患者さんのイメージ体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢虚弱体質の改善より弱々しい人の月経痛桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯から芍薬減量+当帰で当帰建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入った処方... 2019.05.17 エキス剤
エキス剤 茵蔯五苓散(いんちんごれいさん) 処方する患者さんのイメージ黄疸代表的な利水剤である五苓散に黄疸治療の生薬、茵蔯蒿を加えた処方です。ツムラ・クラシエ・コタローの117番です。入っている生薬とその狙い茵蔯蒿(いんちんこう):黄疸を治す。 肝蔵・胆嚢による発熱を冷ます。沢瀉(た... 2019.05.16 エキス剤
エキス剤 黄連湯(おうれんとう) 処方する患者さんのイメージ消化管の炎症に由来する諸症状。吐き気、みぞおちのつかえた感じでおなかが冷えて痛い人。おなかのごろごろした感じのある人。胃腸炎、下痢。消化器に炎症のある人に使います。半夏瀉心湯の黄芩を桂皮に替えた処方です。桂皮が冷え... 2019.05.14 エキス剤
エキス剤 胃苓湯(いれいとう) 処方する患者さんのイメージ弱々しく、胃に水がたまってぽちゃぽちゃしている人の胃腸症状。胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐、下痢など平胃散と五苓散をあわせた処方です。平胃散証よりも水毒の強い人に。ツムラ・クラシエ・コタロー... 2019.05.10 エキス剤
エキス剤 柴苓湯(さいれいとう) 処方する患者さんのイメージ熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症全般で、むくみのつよいもの、胃にぽちゃぽちゃ水がたまる人。下痢、嘔吐などがある人、喉の渇く人。小柴胡湯と五苓散の合剤です。したがって、小柴胡湯と五苓散... 2019.05.10 エキス剤
エキス剤 人参栄養湯(にんじんえいようとう) 処方する患者さんのイメージ体が衰弱して、気力もなく元気がない人疲労倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどに使う。体も弱り、気力もなく元気がない人のための薬です。構造は十全大補湯に似ていて、十全大補湯ー川芎+(五味子、遠志、... 2019.05.09 エキス剤
エキス剤 当帰湯(とうきとう) 処方する患者さんのイメージ弱々しく冷える人の心窩部痛、腹痛冷え性血虚を伴う腹痛・腹部膨満血虚と気虚のある人の腹部症状に使います。血虚があったり、冷えの強い腹痛・腹部膨満は大建中湯よりもこちらを使います。大建中湯のうち膠飴をのぞいた3種の生薬... 2019.04.25 エキス剤