裏症

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大柴胡湯去大黄(だいさいことうきょだいおう)

処方する患者さんのイメージ がっちりした人で脇腹が張って苦しい人に使います。内部にこもっている熱を冷まし炎症を取るために使う。 具体的な症状としては耳鳴り、肩こり、高血圧、吐き気、嘔吐、不眠などです。肥満症にもという記載のあるものもあります...
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清暑益気湯(せいしょえっきとう)

処方する患者さんのイメージ 弱った人の夏バテの胃弱、下痢、消化不良。 基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。消化機能をよくする陳皮、体の水分を補う麦門冬と五味子、汗をおさえる黄耆と白朮。消炎、解熱の黄柏を加えています。夏バテのうち食欲...
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啓脾湯(けいひとう)

処方する患者さんのイメージ 弱った人の慢性の胃弱、下痢、消化不良。 基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。そこに腹部の湿りを取る、陳皮を加え、利水薬は四君子湯にも入っている白朮、茯苓の他に、沢瀉も入っていて下痢止めを指向しています。連...
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当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、おなかが冷えた人の腹痛や下痢虚弱体質の改善より弱々しい人の月経痛 桂枝加芍薬湯+膠飴=小建中湯、小建中湯から芍薬減量+当帰で当帰建中湯です。桂枝加芍薬湯は漢方の基本でである桂枝湯の芍薬が1.5倍入った...
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三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)

処方する患者さんのイメージ 四肢が火照る人。手足が火照って眠れない人。 ツムラ・クラシエ・コタローの121番です。 入っている生薬とその狙い 黄芩(おうごん): 胃の炎症を治す。膨満感、口内炎を治す。嘔吐、下痢を治す。高血圧、頭痛、精神不安...
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黄連湯(おうれんとう)

処方する患者さんのイメージ 消化管の炎症に由来する諸症状。吐き気、みぞおちのつかえた感じでおなかが冷えて痛い人。おなかのごろごろした感じのある人。胃腸炎、下痢。 消化器に炎症のある人に使います。半夏瀉心湯の黄芩を桂皮に替えた処方です。桂皮が...
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苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)

処方する患者さんのイメージ 胃にぽちゃぽちゃ水がたまっている人の、痰がらみの咳、鼻水 弱々しい人のための咳、鼻水の処方と考えると使いやすいです。 ツムラ・クラシエ・コタローの119番です。 入っている生薬とその狙い 茯苓(ぶくりょう):利水...
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苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)

処方する患者さんのイメージ 腰から下が冷えて尿量が多い人の、腰痛、夜尿症。 下半身が強く冷えて、体調不良を訴える人用の処方です。 ツムラ・クラシエ・コタローの118番です。 入っている生薬とその狙い 茯苓(ぶくりょう):利水。胃腸の機能を高...
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胃苓湯(いれいとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しく、胃に水がたまってぽちゃぽちゃしている人の胃腸症状。胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐、下痢など 平胃散と五苓散をあわせた処方です。平胃散証よりも水毒の強い人に。 ツムラ・クラシエ・コ...
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人参栄養湯(にんじんえいようとう)

処方する患者さんのイメージ 体が衰弱して、気力もなく元気がない人疲労倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどに使う。 体も弱り、気力もなく元気がない人のための薬です。構造は十全大補湯に似ていて、十全大補湯ー川芎+(五味子、遠...
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