桂枝湯(けいしとう)

エキス剤
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処方する患者さんのイメージ

  1. かぜのひき始め。弱々しい症状。寒気はあるが、汗は出ている。

基本の漢方処方です。処方箋薬ではツムラ・クラシエ・コタローの番号40番。

よわよわしい人のよわよわしい症状のかぜに使います。かぜのひき始めには桂枝湯、葛根湯、麻黄湯がよく使われますが、弱々しい人の弱々しい症状なら桂枝湯。もとが元気で体力のある人で、はなばなしい症状なら麻黄湯。その中間が葛根湯という使い分けができます。

入っている生薬とその狙い

桂皮(けいひ):温めて汗を出す。

芍薬(しゃくやく):筋肉の緊張をとる

甘草(かんぞう):筋肉の緊張をとる。胃腸を調える。

大棗(たいそう):胃腸を調える。

生姜(しょうきょう):胃腸を調える。発汗。吐き気止め。

 

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