パプアニューギニア、ダイビングの旅in ケビエン 1日目:移動編

ケビエン
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今回のダイビングはパプアニューギニアのケビエンに行く。場所はここ。宿泊地は空港のあるケビエンの町からボートで20分ほど行ったところにある小島、リセナン島につくられた素朴なリゾート、リセナンアイランドリゾートだ。

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成田空港

夕刻、スカイライナーに乗り、空港第2ビル駅で下車。改札を出てすぐのところにおいてあるカートに手荷物を乗せ、第2ターミナル出発ロビーへ。出発ロビーで出発便案内を確認。出発案内を見て、これからここにいる人たちが案内に表示されているどこかに旅立っていくんだなあ、僕もその1人だなあと思うといつもテンションが上がる。まだ少し早かったのか、21:15発の搭乗便の案内はまだ表示がなかった。まずは空港に送っておいた荷物を受け取りにロビーの一番端に向かう。途中、今回ご一緒する皆さんがニューギニア航空のカウンターがオープンするのを待っていたところに遭遇。今回は昨年、現地で偶然合流した人たちと意気投合して一緒にダインビングすることになった旅だ。挨拶をすませ、荷物回収に急ぐ。

荷物を回収したところで、グループに合流。カウンターオープンまでまだあったので、お喋りをしながら待った。いつもながらポートモレスビー便にのる日本人の荷物は多め。ダイビング、釣り、山がメインのアトラクションなのでどうしてもそうなる。そして僕らのグループは一眼カメラを持って潜るのでその中でも目立って荷物の多いグループだ笑。

荷物は多いが無事にチェックイン。ポートモレスビーまでの搭乗券をもらう。国内線への乗り換えがあるが、ニューギニア航空では、スルーチェックインしない。荷物はポートモレスビーで受け取り税関を通して再度預けるようになっている。

IASSラウンジ

チェックインが終わり、みんなでラウンジで1杯飲みに行こうという話になる。今回初めて知ったのだが、手荷物検査する前、レストランがある区域に、クレジットカードを持っていると使えるラウンジがあった。ビールも1杯無料でもらえる。手荷物検査、出国審査前なので時間ギリギリだと使いにくいが、航空会社系のラウンジが使えないときで時間が大幅に余ったときにはかなり重宝しそうだ。ビールとおつまみが運ばれてきた。よい旅になることを祈って早速乾杯。ビールをいただいて一息する。無料なのは1杯のみ。続きは出国審査のあとにしようということになって、ラウンジをあとにする。

手荷物検査・出国審査

再び出発ロビー。20時。手荷物検査場の入り口にある出発便案内を再度眺める。本日の出発便も少なくなってきて、空欄が出来るようになっていた。ここで初めて自分の出発便が掲示されているのを発見。テンションが上がる。

手荷物検査場はいつの間にか出発ロビーから丸見えなオープンなエリアに変わっていた。4ヶ月前に来たときと違って、新しい機械が導入されていた。荷物を載せるトレイが自動で運ばれてくるのだ。なかなか大がかりな機械。オリンピック前の改装の一環なのかな?。遅い時間だったので、お盆とは言えほとんど待たずに通過することができた。

出国審査は少し並んでいたが、指紋認証の自動化ゲートに登録してあり、そちらはほとんど並んでいなかったのでスムーズに通過できた。今は登録不要の顔認証の自動化ゲートがあるので、そちらに並ぶ人が多い。わざわざ指紋認証に登録したのに、しばらくして登録不要の顔認証ゲートが出てきたのでちょっと損した気分だったときもあるが、結果的に指紋認証のゲートは並ぶ人が少なく、いつも早く通過出来る。いつまで指紋認証ゲートがあるかはわからないが、よく出国する人は指紋認証ゲートに登録しておくと便利かもしれない。

ニューギニア航空PX55便

出国審査を終えて、出発までまだ少し時間があったので、出国審査場出てすぐのエクセルシオールカフェでもう一杯ビール。ゲートは75番。本館の一番端のゲートだ。74番と75番の間にも売店はあるが、21時以降の遅い時間だと売り切れていることが多い。

搭乗時刻近くになり、ゲートに移動した。お盆とはいえ、機体が128人乗りのボーイング737-800なので待合室はそれほど混んでいる印象はない。到着が遅れた分搭乗も少しの遅れ。無事に搭乗することができた。

機体は通路が1つでエコノミークラスは3-3の並び。座席は6F、窓側の座席だ。昨年は丸1列空いていて横1列になれたのだが、今回は三席とも埋まっていて、ちょっとだけ残念だった。座席は広いとは言えず、トイレに行きたいときは、通路側の人に立ってもらわないとまず無理。飛行時間6時間強のの深夜便でもあり、トイレが近い人と、通路側の人に声をかける勇気のない人は必ず通路側の席をリクエストしておこう。

飛行機のドアが閉まってから、出発までにやや間があったものの無事離陸した。シートベルトサインが消えると食事のサービスが始まった。魚とライスのメインを選択。和食だった。まあまあのお味。ささっと食事をすませ、眠る準備をする。あとは6時間ひたすら真南に飛ぶコース。僕もひたすら眠ることにする。シートモニターのエンターテイメントシステムはあるので映画などを楽しみたい人はそれも可能だ。

完全熟睡とはいかなかったが、うとうとしている間に飛行機はニューギニア島上空を飛んでいた。厚い雲の中を降下して、ポートモレスビーの上空へ。夜明けとともに着陸した。

ポートモレスビー空港:入国審査、税関、乗り継ぎ手続き

タラップが機体に設置されて降機。厚い雲混じりの空。地上を少し歩いて、ボーディングブリッジのタワーの中に入って階段を登り、国際線ターミナルに入って入国審査場に向かう。入国にはビザが必要だが、現在のところ入国審査の時に無料で発行してもらえるので心配はいらない。ただしビザのシールはパスポート1ページ丸々消費するのでページが少ない人は注意が必要だ。

Visa on Arrivalの列に並ぶ。途中、謎のアジア人が、誰も並んでいないビザを持っている人用のレーンを通ってきたと思ったら、こちらのブースに横入りしてくるのを眺めたりしているうちに、順番がやってきた。

やりとりは簡単だ。eticketも見せてください。何日滞在するのか?、何回目の訪問か?などなど。滞在先が離島だったので、意図は不明だが、午前の国内線で飛ぶの?という質問も来た。特に不審な点があるわけもなく、Visaのシールをパスポートに張ってもらった。やはり、パスポート1ページ丸ごとのビザは特別感があってよい。

ターンテーブルで荷物を受け取り、税関へ。税関申告書は成田空港のカウンターでもらえたので、あらかじめ書いておいた。入り口で申告書を渡す。その場でX線検査にかける人と、素通り出来る人が分けられる。僕は荷物が多かったので検査を受ける方に分けられた。問題なく通過。今回同行させてもらった、パプアニューギニア旅行を手がけている方の情報によると、食べ物の無申告がわりに税関で引っかかるパターンだそうだ。食べ物を持ち込むときは食べ物を持っていることを申告書のチェック欄にいれて、スナックなどの見せても問題ない無難な食べ物を、すぐに見せられるようにしておくといいらしい。

税関を通過。現地の旅行会社の人が待っていた。国内線乗り継ぎ手続きをする。国際線から国内線に乗り継ぐときは、国際線到着から出て建物を出ずに右に曲がり、まっすぐ進んだところの国際線チェックインカウンターで乗り継ぎ手続きができる。前回国際線にフィリピン航空を使った時と違い、ニューギニア航空国際線からの乗り継ぎなので国内線も国際線と同じ規定の重さのまで無料で乗せてもらえるため、追加の料金を払う必要がなく、手続きもスムーズ終了し、荷物を預け、ボーディングパスをもらった。

ゲートウェイホテル

今回のケビエン行きの国内線は15:10発。ポートモレスビーには朝5時には到着する予定だったので、今回の計画では空港最寄りのホテルが仮眠用に確保されていた。ホテルの名はゲートウェイホテル。早速、バンで移動。2,3分でホテル到着。まず部屋に入り、手荷物を置いて朝食へ。朝食はTHE WILD ORCHID RESTAURANTという名前の、ホテルの朝食会場的なレストランのビュッフェへ。しばしグループの人とお話ししたあと、部屋に戻り仮眠。3時間ほどベッドでぐっすり眠る。やはり、横になって眠るのは体の回復度がちがう。日本からパプアニューギニアを目指すと、ポートモレスビーに早朝到着するパターンが主流だ。もし、国内線が夕方で時間があるなら、部屋を借りて仮眠取るのがおすすめだ。

12時にチェックアウト。昼食はホテルの別のレストラン、SIZZLER’S FAMILY RESTAURANTになった。ここでは食べ放題のサラダバーとメインを選ぶスタイル。サラダバーには、種類豊富なサラダだけでなく、パスタ、スープ、フルーツデザートまで含まれており、サラダバーだけを頼むことも可能だ。今回はサラダバーと、ソフトドリンク飲み放題をチョイスした。サラダはコブサラダやグリークサラダなど、8種ぐらい用意されているほか、お好みの野菜を取れるようになっていた。うれしかったのはソフトクリームを自分で作れる機械があったこと。うれしくて2回も作って食べてしまった笑。

ポートモレスビー空港国内線ターミナル

ゆっくり昼ご飯を食べたあと、再び空港へ戻り、国内線ターミナルへ。すでにチェックインはしてあるのでそのまま手荷物検査場に入った。手荷物検査は日本のごく一般的なものとほぼ変わらず、なんなく通過出来た。

その先は広々とした待合室だ。ポートモレスビーからの国内線は全てこの待合室で出発を待つ。入り口と反対側に、外へ通じるゲートがあり、アナウンスで該当便が呼ばれたらそこを通って飛行機まで歩いて、搭乗するスタイルだ。ちなみにそのゲートに今搭乗中の便の表示はない笑。つまりちゃんとアナウンスを聞いているか、聞き取りに自信がなければ、みんなが列を作ったらすかさず、自分の便じゃないか確認した方がいいかもしれない。

ボーディングタイム40分前ぐらいに待合室に入って、少し歩き回って写真を撮る。壁に展示されている写真がパプアニューギニアらしく何ともカラフルで好きだ。

待合室の様子を撮影して、グループの人たちが座っているところに戻って数分もしないうちに搭乗案内がアナウンスされた。なんと搭乗券に書かれているボーディングタイムの15分も前だ。国内線は遅れることはそれほど不思議ではないが、早く搭乗することもあるということがわかった。国内線利用の際はご注意を。

ゲートから外に出たら飛行機まで屋外の通路を歩く。自分の便が表示されているところから通路を出て飛行機に搭乗する。本日の飛行機はラバウル経由ケビエン行きのPX274便だ。

ニューギニア航空PX274便

機体はFokker100。座席は2-3の並びの小さな飛行機だ。搭乗は早かったが、ドアが閉まったのはほぼ予定通りの出発時間。離陸してどんよりしたポートモレスビーの雲を突き抜ける。深夜便での疲れがまだ出たのか再び眠くなってしまったので、しばしうとうとする。飲み物とスナックはパスした。

離陸後40分ぐらいして目を覚ます。機体は海の上を飛んでいた。ポートモレスビーのどんより空とはちがう天気になっていた。パプアニューギニアは、基本的に日本の夏が乾期。例外はポートモレスビーのあるニューギニア島の南側。この地域だけは日本の夏に少し雨が多い。予想通りではあるが、ようやく乾期の南国リゾートを期待出来る空になり一安心。その後さらに40分ほど飛行しニューブリテン島の最北端の町ラバウルに着陸した。

この飛行機は経由便だった。ケビエンまで行く人はラバウルでは機内で待機する。ラバウルで降りる人たちが荷物をまとめて降りて行った後、ラバウルからの乗客が搭乗してきて再出発。

ラバウルからケビエンまでは35分の短いフライトだ。いい天気の空のまま飛行機は海を越えてニューアイルランド島のケビエンに着陸した。

ケビエンからリセナン島へ

ケビエン空港はターンテーブルもない素朴な空港。オープンエアの荷物受取所のテーブルに置かれた荷物を引き取り、迎えに来ていた車に荷物を載せる。空港と町はほぼ隣接していて、すぐに町に入った。通りも、住宅の庭もこざっぱりして、なんだかきちんとしている感じがしてとてもいい印象の町だ。10分しないぐらいのドライブで港に到着。荷物をボートに載せ、自分たちも乗り込んで出発。移動している間にすっかり暗くなった。

到着

リセナン島のビーチにボートが到着。4頭の犬とオーナー夫妻が出迎えてくれた。島の様子は暗くなったのであまりよくわからない。何せ自然派なので、建物には電気があるが、島全体に点在する部屋に向かう道には明かりがないのだ。夜は月光と懐中電灯を頼りに移動する。リゾートと部屋の簡単な説明を受け、荷物を運び入れて、何となく落ち着いたところで、レストランに集合。夕食となった。ここで欧米から来たゲストの人たちとも挨拶。こぢんまりとしたリゾートで、食事は、全員が長くつながったテーブル1つでともにする。

まずは乾杯。丸1日の移動のあとのビールは最高においしい。 食事はパプアニューギニアの大皿料理で肉や魚と野菜をバナナの葉?で包んで蒸したものとちまきのようなご飯だった。味付けもいい感じ。

おなかいっぱい食べ、ほろ酔いの気分となったところで、酔いすぎないうちに部屋に戻る。明日の出航はそれほど早くないが、疲れすぎていてカメラのセッティングは朝することにした。なのですこし早く起きる必要があった。シャワーを浴びて、眠れる体制だけを作って素早く就寝する。明日からのダイビングが楽しみだ。

2日目に続く

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