一人息子が1歳になったのを記念して家族旅行。子供連れにやさしいと評判の宿へ。
ホテルの情報は2019年3月18日現在です。
息子基本情報
- 1歳になったばかり。
- 卒乳したばかり。
- ものすごいスピードのハイハイで駆けずり回り、飽きるとつかまり立ちでテーブルの上の物を物色するのが最近のはやり。
- ベビーベッドは起きると柵を乗り越えて頭から落ちるいう特技をもつので、使用不可。
- 寝相が激しいので、落ちても大丈夫なようにふとんにするか、ベッドなら壁か大人で囲んでおく必要あり。
- まだ言葉は出てこないので、要求は指さしとうなりと叫びで。
- おもちゃはこれがないとダメというものはなし。
- おかしはボーロが好き。
移動
都内から特急あずさにのって小淵沢に行きました。すぐあやせるように、おむつがえもできるように、連結部に近い席を確保。外で遊び回るというよりは、部屋で子供を遊ばせながら、自分たちものんびりするスタイルの旅をイメージしていたので、チェックインの時間に合わせた列車を選びました。新宿13時発で小淵沢に15時前に到着です。息子は家で昼ご飯を済ませ、我々は駅で弁当を購入して、列車の中で息子の相手をしながら交代でいただきます。
小淵沢からの送迎バスは15時10分発で、慌てる必要もなく、長く待つ必要もなく丁度いいあんばいでした。送迎バスに乗って5分でホテルに到着。近くてよいです。しかし、山の中のリゾート感がしっかりと漂います。
チェックインもスムーズ。ついでにレストランの予約時間も早い時間に変更できました。息子のいつもの就寝時間を考えると早い時間がよかったので。Webで予約できるのですが、忘れていてギリギリになってしまい、遅い時間しか予約できていなかったのです。
部屋
ホテル棟のデラックスという部屋にしました。子供を部屋で遊ばせながら、自分たちもリラックスするが今回のテーマです。それを踏まえて、
- ベビーウエルカムプランがある部屋タイプである。
- 絨毯の部屋。
- 広い(70m2)。息子に思う存分部屋で高速ハイハイしてもらえそう。自分たちもくつろげそう。
- 写真を見るにベッドがマットレスだけで低そう、動かして詰めて配置出来そう。
という理由で選びました。
ベビーフード用にあると便利だけど、デラックスタイプについていなかったのが電子レンジです。リゾナーレ八ヶ岳にはホテル棟とレジデンス棟があり、レジデンス棟には電子レンジ付きの部屋もあるようですが、優先事項としては低かったので、デラックスにしました。
ベビーウエルカムプランアメニティ
ベビーウエルカムプランでついてくるアメニティは
①おむつ用ゴミ箱
②お尻拭き
③知育おもちゃ
④多めのタオル
⑤ベビーシャンプー
⑥ベビーベッド
⑦アメニティセット(歯ブラシ・スリッパ・ナイトウェア)
でした。
前情報どおり広い部屋で、シンプルな作り。早速、息子はハイハイ、伝い歩きをしまくって満足げ。手の届かない高さのテーブルの上にしか破壊されそうなものがないので安心です。唯一テーブルスタンドの下に敷いてあるクロスがテーブルから垂れ下がるスタイルだったので、それをテーブルからはみ出ないように折り曲げておきます。
知育おもちゃはでっかいレゴのようなものでした。息子はまだ投げ飛ばす、分解する専門でしたが床一面にばらまいて楽しんでいました。
事前に想定していなくて、ラッキーだったのは富士山の見える部屋だったことです。部屋はEast棟の3階にありました。富士山付きの眺望をお望みの方はホテル棟ならEast棟の3階の部屋へどうぞ。
一日目
夕食、ビュッフェ:YY Grill(わいわいグリル)
チェックイン後、部屋でゆっくり過ごし、少しだけ敷地内を散策して夕食の時間になりました。1日目の夕食はビュッフェ形式のわいわいグリルへ。ウエイターさんに案内してもらいます。店内は家族連れの人たちがたくさん。子供連れの人たちと、そうでないお客さんでエリアが分かれているようにも見えましたが、厳密なものではないようでした。それにしても、ほぼ見渡す限り子供連れのようにみえるので非常に気が楽です。しかし子供が走り回ってぐちゃぐちゃということはなく、楽しい雰囲気を保ちながらちゃんとしています。
案内されたテーブルにはベルト付きの子供用イス、使い捨ての前掛け、ウェットティッシュが用意されていました。ビュッフェに離乳食用のおかゆが用意されており、好きなだけ食べられます。おかゆは2種類で一つは味付き、一つは素のおかゆで、トッピングが用意されていました。温度はあつあつではなく、すぐに食べさせられるようになっていました。他に大人用ビュッフェにもジャガイモやサツマイモ、フルーツなど、息子が食べられそうなものもありました。
席に着き、メインディッシュのチョイスをオーダー。メインのグリルは南部鉄器と、熱した岩のうえに乗せて運ばれてきます。牛肉、豚肉、魚から選べます。相方は牛肉、僕は鯛をチョイスしました。ついで飲み物をオーダー。卒乳、アルコール解禁記念で2人ともロゼのスパークリングワインを。
息子は基本食べている間、まあまあ、おとなしいので助かります。僕の方が断然食べるスピードが速く、息子に食べさせながら食事するのは得意なので、食事の初めは僕が食べさせ役です。周りに子供がたくさんいるのがとても珍しいらしく、すぐそちらに注意がいってしまっていましたが、かえってゆっくり食べてくれるので、一緒に食べやすかったです。
メインディッシュが来たところで交代。逆にメインディッシュは相方に息子を見てもらって、熱々の物をささっと食べられる僕が先に食べて交代するちょうどいい感じになります。相方は猫舌かつゆっくり食べる派なので、先に食べてもらうとメインが冷めてしまうのです。しかし南部鉄器と熱した岩は強力でいつまでも温かかったのでした。
ゆっくりと時間をかけ、息子が腹いっぱい食べたかなという頃、僕らも食事を十分に堪能して無事夕食を終了しました。周りの雰囲気もあって子連れでも気兼ねなく、泣き叫んで頻繁にあやしに外に出て行く必要もなく、のんびり食事を楽しめたのがよかったです。
ワイン:YATSUGATAKE Wine house
レストランから部屋に戻る前にワインの試飲ができるコーナーに立ち寄りました。24種類のワインが試飲できて(有料)、気に入ったワインを量り売りか、ボトルで購入出来るのです。ちょうどロゼのフェアをやっている期間で、5種類ほどのロゼを試飲しました。今回は部屋でまったり飲む用に一番甘口のロゼをチョイス。
二日目
朝食
朝食は、昨日の夕食のレストランと同じわいわいグリルでのビュッフェ。7時40分頃レストランに行きましたが、満席ということで、待合室に案内され、呼ばれるまでしばらく待機しました。お茶、コーヒー、ジュースのサーバが置いてありました。程なく呼ばれてテーブルにつきます。子供用イス、前掛け、ウェットティッシュは昨日と同じようにありました。半分が洋食、半分が和食のビュッフェです。離乳食のおかゆとトッピングもありました。夕食と違って、おかゆは1種類だけです。やはり、見渡す限りほとんど子供連れです。
カフェタイム(丸山珈琲)
朝食後、敷地内のレジデンス棟とショップ、レストラン、カフェが並ぶ、ピーマン通りを歩いてみました。しかしどんよりとした天気でぱらぱらと雪も降り、寒くてあまり歩く気分ではなくなったのでカフェでゆっくりすることに。僕はアイリッシュコーヒーで午前中からアルコールのリゾート気分にひたることにしました。相方は卒乳、カフェイン解禁記念です。このカフェのオリジナルブレンド、八ヶ岳ブレンドを頼んでいました(翌日部屋おきのコーヒーが同じブレンドであることが発覚 笑)。息子は相方にだっこされて朝食後のうとうと状態でしたが、カフェの途中で目が覚めてしまい、退屈して暴れ始めたところでカフェタイムを終了しました。
八ヶ岳アクティビティセンター
このホテルには。子供が楽しめるステンドグラスや、陶芸、オーブン粘土などアクティビティを提供しているアクティビティセンターがあり、大勢の子供がクラフト作りを楽しんでいました。息子はまだクラフトはできないのですが、センターの一角に遊べるスペースがあったので、のぞいてきました。小さな滑り台やジャングルジムが置いてありました。ちょっと滑らしてみましたが、ハイハイのほうが楽しかったらしいです笑。ハイハイなら部屋でも思う存分できるので、部屋でのんびりすることにしました。
昼食
息子の昼食は部屋で。昼食で離乳食の提供があるのはわいわいグリルに限られるのです。家からレトルトご飯も持参していましたが、レンジなしで温めるのは面倒だったので、使うのは断念。ピーマン通りのパン屋で買ったパンと、家から持参したレトルトベビーフードを食べさせることにしました。ベビーフードはポットのお湯で湯煎しました。
Venoteca
息子が食べたあと、再びピーマン通りに繰り出して食事をしました。案の定、息子が退屈してしまい、あやしながらの食事になりました。大人が食べているのをみると一緒に食事したい気持ちがあるようです。ボーロを与えてなんとか乗り切りました。
プール
リゾナーレ八ヶ岳には、イルマーレというリゾートプール施設があります。赤ちゃんでも、水遊び用オムツがあれば入場できるということなので、遊びに行ってみました。広々としてなかなかの規模です。小さな子供用の遊び場もあり楽しめそうです。が、息子は眠くなってしまったのか、あまり機嫌が麗しくなく、早々に退散することに笑。6ヶ月の時の旅行では赤ちゃん用浮き輪でぷかぷかするのを喜んでいたのですが、今回はだっこで離れようとしませんでした。メインのプールは赤ちゃんにはやや水温が低いかなという印象で、あまり楽しんでもいない様子だったのすぐにでました。温かいお湯のプールもあったので、そちらでお風呂気分で温まって出ることにしました。次回は楽しめるといいな。
昼寝
部屋に帰ってきてみんなで一眠りしました。ぐうたら旅最高です。眠そうにしてたわりに、寝かしつけにちょっと時間がかかりましたが、このままだと夕食の時にぐずる可能性が高いので、ここはちゃんと昼寝が必要かなと。部屋の遮光カーテンが強力でほぼ真っ暗になるので助かりました。
夕食、コース料理:オットセッテ OTTO SETTE
今回の旅、最大の難関、イタリアンのメインダイニングでのコース料理に挑戦です。レストランのページには離乳食の用意があるとあり、赤ちゃんも同席可能です。またこのレストランで食事をする家族向けに託児所が夜も開いていて預けることも可能です。希望すれば、託児所で離乳食を食べさせてくれるようです。息子は託児したことがなく、せっかくなので同席にチャレンジしてみました。
予約時間にレストラン入口へ。テーブルに案内されます。やはり、わいわいグリルとちがって、子供連れだらけという雰囲気ではありません。しかし、客席スペースの一画は子供連れ向けスペースとなっていて、それ以外の区画と少し離れています。我々のテーブルの周りはすべて子供連れでほっとしました。テーブルには子供用イスと前掛けがありました。イスはストッケ、前掛けはベビービョルンです。ウェットティッシュはなかったです。
コース料理はあらかじめwebで予約してあったので、飲み物と離乳食をオーダー。離乳食は9ヶ月以降向けのおかゆ状もの2種類と、1歳4ヶ月以降向けの2種。わいわいグリルと違い、離乳食も無料ではありません。9ヶ月用500円、1歳4ヶ月用は900円でした。アレルギー対応のこともあり、市販のものを温めて提供しています、ご了承くださいとの説明でした。1歳ではありましたが、9ヶ月用レトルトパック1つでは少ないなと思い、1歳4ヶ月用を選びました。結論としてはそれが正解。しっかりとした量が出てきて、息子もぱくぱく食べました。そしてまだ食べたそうにしていたので9ヶ月用も1つ追加して完食しました笑。
コース料理は9品あって、息子がカオスになったらどうしようと思っていたのですが、離乳食を食べさせている間は、ほぼおとなしくて助かりました。食べさせながら、自分の食事も十分に楽しめます。離乳食を食べ終わったあとはボーロとお水で機嫌をとりながら、ゆったりと食事をしました。途中やや怪しくなってきた時があり、騒ぎ出す前に席を立ってあやしたときもありましたが、スタッフの方が車のおもちゃを持ってきてくれて、またおとなしく座ってもらえました。ただし、おもちゃをテーブルから落とさないように見張る必要があります笑。
周りのお子さん達も、家族の上手なあやしと、スタッフさんのサポートで、楽しく食事できていたように思います。走り回りや泣き叫びが続くことで雰囲気が壊れるということは全くないし、それでいて子供連れ区画があることで、子供がカオスにならないか過度の緊張を強いられるということもなく、久しぶりのコース料理とワインを心ゆくまで楽しむことができました。終わってみれば2時間半をかけての食事。食べさせながらなので、やはり時間はかかります。よく持ちこたえました笑。
三日目
朝食
朝食はわいわいグリルで。この日は、待合室で待つことなく入場できました。ビュッフェの内容は昨日とほぼ同じですが、種類が豊富なので特に飽きることはありません。日替わりのスペシャルもあります。僕らが食べた2回は目の前で作るフレンチトーストと、特製オムレツでした。息子にはおかゆの離乳食を。内容的には昨日の朝食と変わらずです。
撮影タイム
最終日は快晴となったので、ピーマン通りで記念撮影しました。やはり青空での撮影はテンションが上がります。
あとかたづけ
チェックアウトは12時で余裕があります。息子は午前の昼寝へ。その間にちょっとずつ片付けて、荷造りしました。寝ている間に、初日に買ったワインの残りとブルーチーズで最後のリゾート気分を味わいました。
息子が起きたところで、部屋で息子の昼食を用意。我々はチェックアウト後に、ピーマン通りのそば屋で食べてから帰る予定にしました。そしてすべての行程を終了してチェックアウトしました。最後に誤算が一つだけあって、食べようと思っていたそば屋が前日に閉店したことが発覚。やむなく小淵沢で弁当を買うことになったのでした笑。
持ち物
相方のコメントとともに息子関連の持ち物についてまとめます。ご参考までに。
持参して使用したもの
<衛生用品>
・おむつ×20
・手、口、お尻拭き用自作濡れコットン(市販のお尻拭きの用意があることは知っていたが、お尻がかぶれることがあるため、普段使っているものをジップロックに入れて持参)
・保湿クリーム
<着替え等>
・肌着×3
・着替え×2
・シャツと蝶ネクタイ、サスペンダー付パンツ(イタリアンレストランで着用予定も、寝起きで不機嫌だったため、着用させず)
・パジャマ×2
・ガーゼ×3
・スタイ×11くらい(途中足りなくなって手洗い)
<お出掛け用品>
・エルゴ
・中綿ジャケット
・抱っこひもに付けられるブランケット
・帽子
<食事関連用品>
・ベビーフードレトルトパック×4(1つ残った)
・容器に入ったベビーフード「ランチボックス」×1(使用はしなかったが、電車内などで食べさせることがあるかも、という想定)
・タマゴボーロ
・ヨーグルト小×2
・レトルトを入れる小さいタッパー×2
・スプーン×2
・持ち歩き用ストローマグ
・歯ブラシ
<プール遊び用品>
・水遊び用紙おむつ×9(使用は1つのみ)
・ベビー用浮き輪
<その他>
・母子健康手帳、保険証、医療証
持参したが使用しなかったもの
・レトルトパックご飯×3(加熱する器具なし、朝晩は食事会場にておかゆを、昼はロールパンを買ったので使用せず)
・バナナ3本(食事会場で食べたので、部屋では食べず)
持参した方がよかったもの
・自前のおもちゃ、絵本
最初から持参する予定のなかったもの
・ベビーカー(レンタルしたものの、一度使用したのみ)
・ベビーソープ(いつも使っているものではないが、用意があると知っていたため持参せず)
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