普段、南国では一人旅だと朝から晩までダイビング、夜は飲みというスタイルの旅行しかしないのですが、今回は、小さい子を連れた家族旅なので、1日中リゾート内でリラックスするを目的で旅を計画。120日前予約でかなりの割引があることがわかり、以前から気になっていた、星のや竹富島に泊まってみることにしました。八重山地方はダイビングのメッカ。家族旅でもなかったらこんなリゾートに泊まることはまずなかったでしょう笑
リゾート情報は2019年9月29日現在です。
息子基本情報
- 1歳半
- 食事はあまり好き嫌いなし。普段は大人と同じ物で味付けをうすくしたもの、あまり大きくて固い物は小さめに切ってあるものを食べている。
- バナナとボーロとたべっ子Babyが好き
- とにかく走り回りつづける。引き戸の開け閉めが大好き。車のおもちゃはわりとお気に入り。シールブックも好き。
- 寝相は相変わらず悪い。昼寝は2時間ぐらい。夜は8時過ぎには寝る。朝6時前には起きる。
予定
- 3泊4日
- 水牛車にのる
- 夕食:1日目・バーベキュー、2日目・部屋食、3日目・フレンチ
これだけ決めて後は、基本リゾート内でのんびり過ごす。気が向いたらビーチへも行ってみようぐらいの緩い計画でした。
往路
羽田空港
フライトは羽田ー石垣の直行便で11:45発。いつも通りリムジンバスで羽田空港へ。10時15分には空港に到着しました。空港に来るといつもわくわくします。さっそくチェックイン。スーツケース1つとベビーカーを預けました。
チェックイン後は昼ご飯の弁当を買ってからラウンジへ。ANAの南側のラウンジにはキッズコーナーがあって出発まで遊ばせておけるので便利です。この日はほとんど他の子がいなかったので、独占状態。しばらく遊びました。
息子は飛行機見るのも大好きなので、キッズコーナーからでてラウンジで飛行機見学。その間に親父は休日を実感するためビールを1杯。
この日のフライトは11:45発で子供の食事のタイミングが難しい。搭乗前だと、昼食としては少しはやい時間です。最初はフライト中に食べさせてもいいと思っていたのですが、普段と違う環境で食べなかったり、いやいやが始まってカオスになっても困ると相方が指摘。昼ごはんのあと、搭乗前に寝てくれると一番いいのですが、眠らずに搭乗して飛行機の中で眠いけど眠れない状態になると盛大にぐずるのでそれも1種の賭け。いろいろ考えましたが、搭乗前に食べさせることにしました。旅行中は便利が一番なので、和光堂のベビーフードをたくさん用意しておきました。我々も機内でのバタバタを避けるために搭乗前に食事にしました。
自分の中の計画では搭乗前の食事は頭になく、子供に食べさせていたら思いの外時間が過ぎてしまい、ラウンジで自分の乗る便の最終搭乗案内のアナウンスがありあわてて搭乗口に向かう羽目に(笑)。搭乗口に着くとすでに搭乗は始まっていて長い列になっていました。通路側の席なので最後に乗ることにして、列がなくなるまで搭乗口で息子に飛行機を見せて待つことにしました。そして搭乗。息子は眠そうなそぶりを見せず。搭乗前に眠る作戦は潰えました笑。
ANA91便
息子を膝に乗せ着席。ひとまず息子の機嫌もよく問題なさそう。さらに休日気分を味わうべくアルコールメニューのチェック。鹿児島ハイボールが目を惹きます。
出発準備中にCAさんが子供用おもちゃと、読み聞かせの本を持ってきてくれました。飛行機型の風船をもらいました。デザインはホノルル便のエアバス380。ANAのエアバス380はカメのデザイン。3機あるのですが、青、緑、オレンジ色とすべて色がちがいます。今回はオレンジのやつをもらいました。青色の風船は里帰りしたときにもらっていました。飛行機好きとしては帰りの便で緑の風船をもらわなければと、息子をよそに密かに盛り上がります笑
絵本はその名も「おやすみ、エレン 魔法のぐっすり絵本」。さすがわかってらっしゃる笑。しかし、ちょっと息子の年齢にしたら文字が多すぎる本でした。息子は読むのを待たずに好き勝手にページをめくって絵を見るのが好きなので、読んでみたものの読み聞かせられず、あえなく断念。
出発準備を終えて離陸。離陸後30分は平穏に。そろそろ鹿児島ハイボールを頼もうかなと思い始めた頃、息子がグスり始めるという恐れていたことが起きました笑。最初はボーロなどで機嫌が取れていましたが、限界を迎え、だっこは相方に交代。眠くなってきたけど眠れないときは親父のだっこは拒否です笑。結局、席を立ってドアのスペースであやすこと20,30分でようやく眠れて落ち着きました。
落ち着いたところで、CAさんに鹿児島ハイボールをお願いしましたが、すでに売れ切れ。角ハイボールで妥協しました笑。
その後は平穏無事に。昼寝できた息子は着陸まで機嫌もよく過ごしてくれて、無事に石垣空港に到着です。
石垣空港から竹富島へ
ターンテーブルで預け荷物を回収して、ターミナルを出ます。まずは記念撮影。
今回の目的地は竹富島なので、離島ターミナルに向かいます。ターミナルを出たところで時刻は15:27。移動はバスでもできますが、急げば、16:00の船に乗れるかもしれないので、タクシーを選択。竹富島への船は30分おき。早く島に渡れるならそれにこしたことはありません。
離島ターミナルには15:53に到着。2年半ぶりに離島ターミナルに来ましたが、離島ターミナルの名前のユーグレナが冠されていたのにはちょっとクスッとなりました。ユーグレナってミドリムシですからね笑。
カウンターで前もって買ってあったチケットを受け取ります。もくろみ通りギリギリ16:00発の船に乗れました。
10分ちょっとの移動で竹富島に到着。
桟橋を降りたところに、星のやの迎えの人が立っていました。案内されて送迎のバスに乗り込みます。
7分ほどのドライブで星のや竹富島に到着です。
レセプション
バスを降りてレセプションに入ります。チェックインはこちらで。宿帳に簡単な記入をするだけでおしまいです。ほどなくカートに乗って部屋に移動です。
部屋で一通りの部屋の説明を受けた後、お茶とお茶菓子をいただきながら、リゾート内の案内をしてもらったり、アクティビティや食事の予約の確認をします。それが終わったらリゾートライフの始まりです。
部屋:ガジョーニ
部屋は4つタイプのあるうちのガジョーニというタイプにしました。星のや竹富島は、すべての部屋が竹富島の伝統的な赤煉瓦の家屋を模したヴィラになっています。
外観
ヴィラは石垣で囲われています。ヴィラのあるエリアは本物の集落のようです。ヴィラの玄関を入ると広い庭のある敷地になっていて、そこに庭側をすべて開け放つことができる、開放的な平屋建てのヴィラが建っています。
縁側の外には広い庭が広がります。
リビング
室内の庭に面した部分はリビングになっています。フローリングの空間。家具はテーブルと椅子、昼寝に最適な広々としたソファ、低い丈の棚、鏡台、照明のシンプルな構成。テレビはリビングにも寝室にもありません。
もともと広い上に全面ガラス戸のため、さらに広さが感じられて気持ちがいいです。しめきってエアコンを効かせるのもとても快適ですが、涼しい時間には開け放って風を入れるのも気持ちがいいと思います。上から引き出すスクリーンタイプの網戸もあるので虫や蚊が気になる人にも安心です。
寝室
畳の間にキングサイズのダブルベッド設置されています。親子3人で寝るのに十分な広さです。高さのないベッドなので寝相の悪い息子が転がっていっても安心です笑。
部屋着とパジャマがしまわれている引き出し。コードやラジオも入っています。空いているところには下着などが入れられるので便利です。
冷蔵庫と電気ケトル、お茶セットも備え付けられています。
クローゼット。中に金庫もあります。
バスルーム
リビングに開け放たれている開放的なバスルームです。奥にシャワールームがあります。バスタブにシャワーはついていないのでシャワールームで体を洗った後にバスタブにゆっくりつかるといった感じでしょうか。
大きな洗面台があります。洗面台の引き出しの中にアメニティが入っています。
トイレ
バスルームとは独立した適度な広さのトイレルームがあります。ウォシュレット付きの快適なトイレでした。
1日目夕食:プライベートバーベキュー
一日目は17:40からヴィラの庭でのバーベキューを予定していました。1日3組限定なので予約するのが無難です。
早速スタッフの方がセッティングに来てくれました。庭のテーブルと椅子にパラソルを設置します。ガスカセット式のグリルもセッティングします。が、ここでアクシデント発生。息子用の味噌汁がカラスの襲撃を受けてしまいました。ここのところ、カラスが知恵をつけたらしく油断しているとやられてしまうとのこと。食材もふたをしておかないといけないと。カラス避け用の音がでるスピーカーもセットされましたが、出てくる音はカラスの鳴き声のようなものでした笑。
スタッフの人から、食べるのは部屋のテーブルにして、グリルだけ外にするのはどうか、という提案がありました。そちらのほうが涼しいところで食べられるし、カラスの心配をしなくていいので、むしろ断然よさそう。すぐにそのセッティングにしてもらうことにしました。グリルを部屋に向けて軒先に置いてもらい、部屋のテーブルを軒先に近づけます。部屋に子供用の椅子を持ってきてもらいます。食材は中へ。リビングのガラス戸をグリルの前だけ開けて出入りが簡単にできるようにして、セッティング完了です。
準備が整ったので早速バーベキュー開始。冷蔵庫に入っていたシャンパンで乾杯です。
グリルは本来、つまみを回転させると着火できるもののはずですが、湿気で着火しにくいので、鉄板を上げて、つまみを回してチャッカマンでつけてください、と説明がありました。油は業務用のスプレータイプを渡されて、使うときは火を一旦消してくださいとの説明。
それだと油をひくたびに火を消して、再度鉄板をどけて着火になるので、どうにもめんどくさくて優雅とはほど遠い。熱い鉄板を持ち上げながらチャッカマンを使うために使える道具もトングしかなくて危険な感じ。とはいえ、火がついたグリルに油をスプレーで噴霧するのは、どう考えても危険きわまりない。ということで油はティッシュに十分にしみこませてトングを使って引くことにして解決することにしました。
食材はなかなかのボリューム。エビ、タコ、伊勢エビ、ソーセージ、牛タン、豚肉、牛肉各種、鶏、野菜一通りと種類も豊富でした。息子には味噌汁とご飯、持ってきた和光堂のベビーフードに加えて、バーベキューで食べられそうなものを食べてもらうようにしました。
息子に食べさせながら、ゆっくりのペースで食材を焼いてのバーベキューになったので、かなり時間がかかり最後はすっかり日が暮れました。やはり部屋の中は涼しいですし、暗さも気にならないので快適でした。特に大人数でもなければ支障もないですし、部屋で食べるスタイル、ありだと思います。
食べ終わってすっかり息子が寝る時間が近づいてきました。スタッフの方に連絡してバーベキューを片付けてもらい、一段落したところで、息子をシャワーに入れます。移動のつかれもあって、シャワーの後にわざわざバスタブにつかるのも、やや面倒だったのでそちらはパス。相方に息子の寝かしつけをお任せします。寝かしつけが終わった後、少しだけゆっくりした時間をすごして、我々も眠りにつきました。
2日目以降はこちら
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