5/2-5の日程で、家族を連れて久しぶりに故郷の石川県七尾市の祭りを見てきました。
七尾市
七尾市は石川県能登地方の中心的な町です。場所はここ。
正直言って全国的にあまり知られていない名前の市です(笑)。しかし実は、よく日本一の旅館として紹介される加賀屋のある、和倉温泉を擁する市なのです。七尾市街の中心、七尾駅から和倉温泉までは、車で15分ぐらいの距離にあります。
あと、七尾の名前が知られているとしたら、ディスプレイの会社で有名なEIZO株式会社が、七尾創業で、2013年まで株式会社ナナオという商号だったことでしょうか。元は株式会社ナナオがEIZOブランドのディスプレイを販売していたのですが、商号もEIZOになり、ナナオの名前は消えてしまいました。
羽田空港
午前の能登空港行きの便に乗ります。祝賀ムードの空港。空港は思ったほど混んでいませんでした。
キッズコーナー
ラウンジへ。子供用スペースがあったので、入ってみました。壁はスターウォーズでしたが遊具はわりとオーソドックスでした。
出発ロビーにもキッズコーナーあります。ゲートが近いときには使いやすそうです。
電動カート
予定外にオムツ替えなどをして時間を取ってしまい、出発時間が迫ります。能登行きは小さな飛行機で、たいてい端っこのゲートです。かなり歩きます。そこで現れたのが、一度乗ってみたかったこれ。乳幼児づれだと乗せてもらえるようです。
スピードは、僕の早足より遅かったかも。あまり時間の節約にはならないので注意が必要です(笑)。ぎりぎりでしたが間に合いました。少し搭乗時刻も遅れたので事前改札が利用できて機内へ。
ANA747便
能登までは55分の旅。あっという間に終わります。飛行機はエアバス320。
幼児づれなので泣いたときのために、通路側をおさえておきました。ちょうど眠くて機嫌の悪い時間にあたってしまい、通路側にしておいたのは正解。しかし、小さな飛行機ではもうひと工夫、一番前の方か、一番後ろをおさえておくべきでした。通路は1つしかなく、 あやすのに使えるスペースは機体の前か後ろにしかありません。 短い飛行時間のため、CAさん達は飲み物提供で大忙し。水平飛行のほとんどの時間、通路にカートが出ている状態です。そうすると席を立ったところで、スペースに移動するのはかなりきついです。飛行時間が短いので、CAさんに一度カートを戻してもらうのも、とても迷惑をかけてしまいます。お互いいい気持ちで過ごすためにも、次回からはそこも気を使って席を選ぼうと思いました。
眠れはしませんでしたが、後ろのスペースで少しうとうとできたのか、機嫌はまあまあ持ち直して着席。降下を始めたところで、大好きなボーロを食べさせるのとお茶を飲ませるようにして耳抜き対策。あっという間に無事着陸しました。
ふるさとタクシー
能登空港からの移動は、ふるさとタクシーという名の、乗り合いタクシーを使いました。飛行機の発着時間にあわせ、能登半島の各地に運行しています。七尾市内まで大人1人1600円です。和倉温泉などは各旅館まで移動してくれます。空いていれば、その場で乗れますが、予約した方が無難です。
基本的に、能登空港から半島各地への移動は、このふるさとタクシーを使うか、レンタカーになります。1つの旅館に入り浸りなら、ふるさとタクシーで大丈夫ですが、観光でいろいろまわるつもりであれば、レンタカーの方が便利です。到着ロビーにレンタカーのブースがあります。
能登の里山里海
七尾市内へはふるさとタクシーで1時間の旅。自動車専用道路の「のと里山海道」を使えば30,40分で市内に着くこともできますが、ふるさとタクシーのルートは海岸沿いのくねくねとした、昔ながらの道路を使います。この道を行くと、海と島と山と田んぼ、伝統的な家屋の入り交じる、七尾湾の原風景をゆっくりと楽しめます。そこに時より単線の線路に汽車が行き来するのどかな風景。ゴールデンウィークは、ちょうど新緑の季節。野花もあちらこちらに咲き乱れて大変美しいです。レンタカーでゆっくり巡って、お気に入りの景色を探すのも楽しいと思います。
七尾駅には昼前、11時半に到着。ふるさとタクシーを降り、いとこに迎えに来てもらい、親戚の家へ。旅行を計画した3月始めには和倉温泉に泊まろうかなとも思いましたが、さすがゴールデンウィーク、どこも満室でした。市内のホテルも満室。やはり早めに決めないとダメですね(笑)。
その昔、車で行っても、電車で行っても東京から6,7時間かかっていたことを考えるとずいぶん近くなりました。今は金沢まで新幹線もあるので、金沢経由もかなり早く移動できるようになりました。東京から金沢まで2時間半、接続する特急に乗り換えて1時間で七尾駅です。
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