コモド諸島ダイビングクルーズ2019:5日目, 最終日

コモド
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5日目

キャッスルロック Castle Rock

いよいよダイビング最終日。1本目はクリスタルロックに並んで北コモドで人気の高い、キャッスルロック。エントリーして、しばらく流れに逆らい潮当たりの方を目指す。ムレハタタテダイの群れの中をグレーリーフシャークが4,5匹ぐるぐると回遊していた。ただ、いつもより魚群に勢いがない印象。

キャッスルロックは海底から小さな山が立ち上がっているような地形。ガイドさんが潮の流れが反対になったの察知して、反対側に移動するべく、裾野から山頂付近に向かったのでついていく。山頂付近で魚群に遭遇。とりあえず魚群の方からこちらに向かってきたので、突っ込んでみた。

山頂を越えて反対側の裾野に行くと、ガイドさんの狙い通り、魚が賑やかに群れていた。一面黒い魚で一見地味だが、その中をホワイトチップシャークや、ロウニンアジなどの大型の魚類が魚群の隙間を縫うように進んで行く、なかなか興奮する光景が見られた。

自分自身も魚群の間を縫いながら、シーンを楽しんであっという間にエキジットタイムに。潜水時間58分。最大水深26.8m。平均水深16.5m。

マンタファーム Manta farm

2本目はマンタファームへ。ここはだだっ広い平らな海底をひたすら潮に流されながら進んで行くと言うポイント。運のいいときは何枚ものマンタを放牧されている牛のようにあちらこちらで見ることができる。みんなで一斉にエントリー。流れはけっこう強かった。横に1列に広がってマンタを見逃さないようにして水中を進んで行く。エントリーしてすぐにマンタ2枚に遭遇。しかし、流れが強く、近づくのは難しく眺めるだけに終わった。海底は所々、小さな岩と岩の周りにサンゴや魚が集まるところがあるが、基本は砂利を敷きつめたような海底が延々と続く。ここ、流れは心地いいけど、マンタ1枚もでなかったらちょっと寂しいかもしれない笑。

ダイビングも中程にさしかかり、2回目の遭遇。今度は運良く斜め前に現れたので、横をすり抜けて後ろから近づいて背中のシルエットを撮りたいなと考えた。が、流れが強すぎて後ろから近づくのはかなり難しかった。できないこともないが時間がかかりすぎてしまい、その間に一緒に潜っている人たちが速い流れで飛んでいってしまう。ひとりはぐれる可能性が高かったので断念。そういうときもあるから、いい当たりの時のうれしさが増えるので、これもダイビング。

ダイビングも終盤になり、景色が変わる。ハードコーラルの美しいエリアを流されながら徐々に深度を上げ、エキジット。潜水時間54分。最大水深16.2m。平均水深9.2m。

ワイニルリーフ Wainilu reef

3本目はリンチャ島のポイント。本来このクルーズにはリンチャ島に上陸してコモドドラゴンを観察する上陸ツアーがあるのだが、今回は何度も乗っている人が多いのでそれをパスして潜る人と、上陸ツアーをする人にわかれることになった。僕は潜る方へ。ここは小さな生物を観察して楽しむポイントだ。

まず、エントリーしてすぐにカニハゼ。

コモドに特徴的なホヤについたガラスハゼの仲間。

イッポンテグリ。粘ったけど、ヒレが完璧に開く姿は見せてくれなかった。残念。

ウミウシ。お尻がかわいい感じだった笑

十分に生き物探しを堪能して終了。潜水時間64分。最大深度21.5m。平均水深13.3m。

ラストナイト

ダイビングはすべて終了し、クルーズ最後の夜。今までは室内での夕食だったが、この日はダイビングデッキのテーブルに食事を並べてオープンエアーでのディナー。この日もみんなで楽しく騒いで最後の夜を楽しんだ。

ディナーの後、なぜか僕がスライドショーをやることになっていた笑。このクルーズは超売れっ子のプロの水中写真家さんのクルーズ。すでに2回も写真家さんの素晴らしい作品のスライドショーが行われていたので、いやだいやだと逃げ回っていたのだけど、ついに追い詰められた笑。

写真を用意して、オープニングのテンプレートは写真家さんに作ってもらった。プレゼン開始。結果は。。。やる前からわかってはいたが惨敗。またもやぐだぐだのスライドショーをやってしまった。。。人を前にして写真を語るって難しい。。。まあ、準備不足だ。

スライドショーの後は、ひたすらお酒と会話を楽しむ。最後の夜だ。ダイビングのために早起きしなくていいのだ笑。

最終日

起床。今日のフライトは16時なのでゆったりでよい。朝食を食べた後、荷造りを開始。途中、午前便で帰る方を見送る。その後はクルーズ船の撮影会。インドネシアの伝統的なクルーズ船は帆船だ。エンジンがついているので航海用に帆は張らないが、乗船客へのサービスとして張ってくれる。帆を張ってもらったら、小型ボートに乗り込み、周りからその姿を眺めたり、撮影して楽しむ。

町中へ

マッサージ

今回はかなり時間があるので、ラブアンバジョの町でマッサージをすることにした。みんなよりも少し早く船をでて、マッサージが終わった後、昼食で合流する計画だ。

マッサージは地元で評判のマッサージ屋さんをクルーズで予約してもらった 。予約の時間にあわせて上陸。港に近いメインの道路を車でしばらく行く。以前とちがって舗装されていた。10時の開店と同時に入店した。マッサージはインドネシアの伝統的なオイルマッサージをしてもらった。ダイビングは楽しいが、やはり疲れがたまっていたのだろう。マッサージ中はうとうと至福の時。90分のマッサージでしっかり体をほぐしてもらい、爽快な気分になった。

イタリアンレストラン

マッサージが終わり徒歩で、昼食を食べることになっているイタリアンレストランへ向かう。

こぢんまりとしたおしゃれ食堂といった感じ。座席からの眺めが素晴らしい。

乾杯で冷たいビールをいただく。料理はパスタとピザを4,5皿ずつ頼みみんなでシェア。美味。ビールの後はワインを堪能。すっかりいい気分になった。

みんなですっかり楽しい気分になって、少し時間をオーバーし、少しだけ急いで船に戻る。パッキングの最後の仕上げをして本当の下船。クルーメンバーに別れを告げながら、小型ボートに乗り込む。港からは一路、空港へ向かった。

帰国へ

無事に空港でチェックインを終える。バリで一旦空港を出る予定だが、預け荷物は成田までのスルーチェックインにしておいた。こうすれば、バリで重い荷物を抱えて移動する必要がない。飛行機に遅延はなく待合室に入ってまもなく搭乗となった。

行きとは違ってプロペラ機。バリまでの飛行時間は90分だ。飛行中は別れを惜しむように機窓を眺めていた。バリの空港が混んでいたらしく、何回かぐるぐると空港近くを旋回してから着陸。地上は日没が終わりどんどん暗くなってきていた。

今回のグループの方々はバリで数日滞在されてから帰国の方が多かった。僕はこの日の深夜便で帰国。ターンテーブルでみんなの荷物が出てくるのを待って、ターミナルを出る。そこで一同解散となった。僕は出発まで時間があるので、サヌールに一泊する友人夫妻にご一緒にディナーをすることにした。友人夫妻と一緒にサヌールへ。サヌールは空港から2、30分ぐらいの距離の老舗のリゾート地だ。リゾートのメインの通りに面したマヤサヌールリゾート&スパに到着。夫妻の部屋を見学させてもらう。ゴージャスなリゾートだった。手荷物を部屋に置かせてもらい、ホテルのレストランへ向かった。レストランは日本食レストラン、久しぶりの日本食だ。スタッフの感じがとてもよいレストランだった。おなかいっぱいになるまで飲んで食べた。

レストランから部屋に戻り、プールに面したデッキで、夫妻にワインをいただきながら、旅の思い出を語り合ったり、ためになるお話を聞かせてもらいながら、旅行最後の楽しい一時を過ごした。ボトルを3人で1本空けたところで、出発の時間に。玄関でタクシーに乗るところまで見送ってもらい、別れを惜しんだ。

サヌールから空港まで、渋滞はなくとてもスムーズに到着。すでにスルーチェックインして成田までの搭乗券は持っているので、そのまま出国審査へ。手荷物検査、出国検査で信じられないくらい並ぶときもあるが、今回はさほど並ばずに出国できた。ここでクルーズの僕以外の直接帰国組の方達と再合流。搭乗までの時間を一緒に過ごす。

搭乗時刻はやや遅れたが、その後はスムーズに離陸。深夜便だ。機内ではひたすら寝て過ごす。寝ている間に機体は日本上空を飛んでいた。無事に着陸。ターンテーブルで、クルーズでご一緒した方達に挨拶して解散。今回のコモドクルーズも、満足のうちに終了した。

今回お世話になったダイビングサービスさん

Dive Dream Indonesia
ドリームアジアパシフィックが贈るインドネシア屈指のダイビングサイト紹介 Dive Dream Indonesia

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