生薬 乾姜(かんきょう) 何者か ショウガZingiber officinale Roscoeの根茎を湯通しか、蒸したもの。 冷えの症状が強いものには乾姜を、吐き気の強いものには生のショウガ、生姜を使うという区別があります。乾姜は生姜とちがい、温補薬に分類されます。... 2018.11.23 生薬
エキス剤 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) 処方する患者さんのイメージ 軽く脇腹に張りのある弱々しい人の不眠、動悸、冷え、肩こりなど自律神経系のいろいろ、神経症。 柴胡の入っている柴胡剤ですが、慢性炎症の薬ではありません。神経症的な訴えに使います。柴胡が入っているので脇腹の張り感をと... 2018.11.23 エキス剤
エキス剤 柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) 処方する患者さんのイメージ かぜの急性期から慢性期に移り変わる時。(桂枝湯+小柴胡湯の症状) かぜで、寒気がするようなはなばなしい症状から、ぐずぐずするところへの移行期に使います。 なぜなら、桂枝湯と小柴胡湯と足して2で割った薬だからです。... 2018.11.23 エキス剤
生薬 人参(にんじん) 者か ウコギ科オタネニンジンPanax ginseng C. A. Meyerの細根を除いた根。 別名朝鮮人参です。野菜のニンジンはセリ科の植物で全くちがう種です。 使われ方 気を補うのに高い効果があり、胃腸系、呼吸器系を活性化する。下痢を... 2018.11.22 生薬
エキス剤 小柴胡湯(しょうさいことう) 処方する患者さんのイメージ 熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症全般 発症から5,6日たってはなばなしい症状はなくなったけど、ぐずぐずしているかぜというのが一番ぴったりくるイメージだと思います。 昔はウイルス性の... 2018.11.22 エキス剤
生薬 枳実(きじつ) 何者か ミカン科ダイダイCitrus aurtium Linné var. daidai Makino, C aurantium Linné またはナツミカンC. natsudaidai Hayataの熟れていない実そのまま、または半分に切... 2018.11.22 生薬
生薬 半夏(はんげ) 何者か サトイモ科カラスビシャクPinellia ternata Breitenbachのコルク層を除いた塊茎 使われ方 咳を止める。特に痰がらみの咳の湿りをとって、痰を切り咳を止める。胃の機能を調え、胃に水がたまるのを治し、吐き気を止める... 2018.11.21 生薬
エキス剤 大柴胡湯(だいさいことう) 処方する患者さんのイメージ がっちりした人で脇腹が張って苦しい、便秘がちな人のあれこれに使います。体内部にこもっている熱を冷まし炎症を取るために使う薬です。 具体的な症状としては耳鳴り、肩こり、高血圧、吐き気、嘔吐、不眠などです。肥満症にも... 2018.11.21 エキス剤
エキス剤 六味丸(ろくみがん) 処方する患者さんのイメージ 生殖機能(生命力そのものも含む)と泌尿器の機能が弱って元気がない人に使います。(腎虚用の処方) 八味地黄丸から派生した処方です。八味地黄丸から温める薬である桂枝と附子が引かれてできました。 男性の更年期障害みたい... 2018.11.20 エキス剤
生薬 附子(ぶし) 何者か キンポウゲ科ハナトリカブトAconitum carmichaeli Debeaux、またはオクトリカブトA. japonicum Thunbergの塊根。 有名な毒草トリカブトの根です。日本で使われている物はすべて加工されて毒性が低... 2018.11.20 生薬