天門冬(てんもうどう)

生薬
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何者か

ユリ科クサスギカズラAsparagus cochinchinensis Merrillのコルク化した外層の大部分を除いた根を湯通しまたは蒸した物。

使われているのは、滋陰降火湯、清肺湯、甘露飲のみです。

使われ方

  1. 体の水分を補う。肺の水分を補って炎症をおさえる。

天門冬+麦門冬で肺の水分を補い咳を止める効果、天門冬+地黄で体の水分を補い炎症を治す効果を狙います。

成分

  • ステロイドサポニン(Asp-IV’~VII’)
  • デンプン

この生薬が使われているエキス剤

清肺湯 滋陰降火湯 など

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