エキス剤 滋陰降火湯(じいんこうかとう) 処方する患者さんのイメージ弱々しい人で乾いた咳、特に夜間に咳が出る人滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治すための処方です。弱々しい人の咳や痰の... 2019.03.10 エキス剤
生薬 天門冬(てんもうどう) 何者かユリ科クサスギカズラAsparagus cochinchinensis Merrillのコルク化した外層の大部分を除いた根を湯通しまたは蒸した物。使われているのは、滋陰降火湯、清肺湯、甘露飲のみです。使われ方体の水分を補う。肺の水分を... 2019.03.08 生薬
生薬 陳皮(ちんぴ) 何者かミカン科ウンシュウミカンCitrus unshiu MarcowiczまたはC. reticulata Blancoの成熟した果皮。平たくいうと、みかんの皮です。使われ方胃腸を調える。腹部の張りと膨満感を直す。食欲増進。肺の湿りをとり... 2018.12.16 生薬
生薬 麦門冬(ばくもんどう) 何者かユリ科ジャノヒゲOphiopogon japonicus Ker-Gawlの根の膨大部鮮やかな青い実のなる植物です。血や水分を補い体を潤す生薬です。咳止めで有名な麦門冬湯に主役で使われている生薬です。なぜか冬はトウと読まずにドウと濁り... 2018.12.09 生薬
生薬 知母(ちも) 何者かユリ科ハナスゲAnemarrhena asphodeloides Bungeの根茎。使われ方 胸部、腹部の炎症を抑えて解熱する。 体の水分を補い寝汗や口渇を治す。成分 チモサポニンA-I~IV, B-I,II マンギフェリン イソマン... 2018.12.06 生薬
生薬 白朮(びゃくじゅつ) 何者かキク科オケラAtractylodes japonica Koidzumi ex Kitamuraの根茎、またはオオバナオケラA. macrocephala Koidzumiの根茎使われ方胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下痢を治... 2018.12.01 生薬
生薬 黄柏(おうばく) 何者かミカン科キハダPhellodendron amurense RprechtまたはP. chinense Schneiderの周皮を除いた樹皮。樹皮を剥ぐと黄色なのでキハダと呼ばれます。この黄色が有効成分のベルベリンの色だそうです。使わ... 2018.11.25 生薬
生薬 地黄(じおう) 何者かゴマノハグサ科アカヤジオウRehmannia glutinosa Liboshitz var. purpurea Makino、またはR. glutinosa Liboschitzの根。使われ方体の水と血を補う。熱を下げる。乾いた咳を... 2018.11.19 生薬
生薬 当帰(とうき) 何者かセリ科の植物、トウキAngelica acutiloba KitagawaまたはホッカイトウキA.acutiloba Kitasawa var. sugiyamae Hikinoの根を湯通ししたもの使われ方血を作り(漢方的な意味で:補... 2018.11.09 生薬
生薬 芍薬(しゃくやく) 何者かボタン科しゃくやくPaenia laxtiflora Pallasの根です。使われ方四肢と腹部の緊張をとる→筋肉痛・けいれん・腹痛を治す婦人科系の働きを調えて月経不順・帯下・月経痛を治す。(駆瘀血・通経)汗が出過ぎるのを止める。成分ペ... 2018.10.29 生薬