甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

エキス剤
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処方する患者さんのイメージ

  1. 夜泣きする子供
  2. キレる、イライラがおおい人
  3. ヒステリー
  4. 不安、パニック発作

気持ちを落ち着かせるための処方です。他にもあくびに用いられます。夜泣きに関連して、夜尿、悪夢、不眠などにも使われるようです。

ツムラ・クラシエ・コタローの72番。

入っている生薬とその狙い

小麦(しょうばく):甘草と合わせて、神経の興奮、ヒステリーを緩和、不眠症を治す。大棗とあわせ、煩悶感、不眠、動悸、ヒステリーを治す。

大棗(たいそう): 精神安定をはかる(気虚を補う)

甘草(かんぞう):精神安定作用。 気を降ろす作用。大棗、小麦とあわせると作用が増強される。

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