プエルトガレラダイビング日記:3日目。

プエルトガレラ
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1日目移動とホテル編

1日目ダイビング編

2日目

3日目

4日目

5日目と最終

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3日目。7時に起床。今日はフィリピン朝食。ご飯、ソーセージ、目玉焼き、サラダの組み合わせ。今日の午前中も外海に行くのでワイドレンズの設定だ。今日は楽しみにしていたポイントに潜る。キャニオンズ(Canyons)というポイントだ。プエルトガレラの半島の一番突き出たコーナーの沖にあるポイント。水中写真家の鍵井靖章氏がここのソフトコーラルは素晴らしいと絶賛していたので是非とも潜ってみたかった。外洋に突き出たコーナーなので大物も狙えると思うが、カラフルな写真が好きな自分としては、一面のソフトコーラル畑の方が興味がある。もちろんソフトコーラルと大物コラボに出会えれば最高だ。昨日の夜中、ベッドの中うとうとしている時に激しい雨の音を聞いたような気がするのが気がかりだが、とにかく潜ってみなければ始まらない。

8時にショップへ。今日もガイドはMacMacさん。マンツーマンダイブだ。昨日のロシアの若者に挨拶。他に数人のゲスト。昨日のオープンウォーターコースのご夫妻は座学のようだ。昨日と同じバンカーボートで滞りなく出航。

Canyons

湾内からチャネルを通り外洋へ。サバンビーチを通り過ぎ、半島の先まで出る。残念ながら海面は緑がかっている。しかし、昨日よりも青空が広がっていて南国らしくなっているので気分は自然と上がる。半島の先端に着いた。今日はソフトコーラル畑は水深20-30mのやや深いところなので、長い時間いられるようにタンク内の気体は酸素濃度をあげ、窒素濃度を下げたナイトロックスをオーダーしておいた。酸素濃度は32%だ。深いところではエアーの消費が早まるのでいられる時間は短くなるが、慣れてくれば消費量は少なくなりそれほど問題ではなくなることが多い。それよりも深いところでは体に窒素がたまりやすく、窒素が基準値よりたまったまま水から出てしまうと血液に溶けていた窒素が溶けきれなくなり、気泡となって血管を詰まらせてしまい、体に問題を起こす。なのでそれが水中にいられる時間を制限することが多い。準備をしてエントリー。

エントリーしてしばらくは、昨日のポイントHole in the wallとよく似た景観。CanyonsはHole in the wallの隣のポイント。岩のスロープに様々な種類のソフトコーラル生え、ハナダイが群れている。透明度はベストではないが何とかなる程度だったのでほっとした。流れは沖にのコーナーに向かってややあり。流れていないとソフトコーラルはしおれてしまう。激流でもなく、これはよい兆候。スロープを右肩に面して流れにのってコーナー先端方向に向かう。右肩にあったスロープがなだらかになりやや開けた感じの地形になる。そこにいくつかの亀裂が平行して走っている。これがCanyons、渓谷の由来かなと思った。亀裂の底で30mの水深。ピンク色のソフトコーラルがあたりの岩にびっしりと覆っている。その上を無数のキンギョハナダイが舞っている。美しい。ソフトコーラルだけでなく、コショウダイ属やタテジマキンチャクダイなど、そこそこ大きな魚もうろうろしていて、ダイナミックさがあった。確かにここは最高だ。夢中で撮影しエキジット。

水面休息

水面休息はサバンビーチの水上バーへ。昨日と同じくミルクと砂糖たっぷりのインスタントコーヒー。ロシアの若者と談笑。こんなところ潜ったよ、こんなところ潜りたいねという話で盛り上がった。シャチが見たいといっていた。北海道で見られるチャンスあるよ紹介しておいた。ロシアでも潜れるの?と聞いたら淡水ダイビングが多いが潜れると言っていた。シベリアのバイカル湖でも潜りたいと。氷が透き通っていてきれいなんだそうだ。水中から氷を通して空が丸見えらしい。ロシアでのダイビング考えたことなかったが少し興味がわいてきた。バイカル湖どうやったらたどり着けるんだろ?

Saban wreck

2本目は、波が出てきて、あまり外洋側には行けないとのことで水上バーのからほんの20m離れたサバンビーチの湾内で潜ることになった。サバンレックという沈船ポイントである。そんなに透明度はないが、なかなかバラエティに富んだ景観で面白かった。軽い流れがあり、それに流されながら景観を楽しむ。小さな沈船が2隻ほどあった。

午前2本のダイビングを終了し。港に戻る。お昼ご飯はスパゲッティカルボナーラ。




午後の2本。Manila channel, Secret bay

午後の2本は湾内だ。ロシアの若者と2人で出航。本日3本目はManila channel。昨日行けなかった沈船内のelectric scallopを見に行った。なかなか見た目からして危険そうな貝である。襞の縁が紫のパルスが走るように点滅している。全周から飛び出ているたくさんの赤い触手のようなものも絶対触ってはいけない雰囲気を醸し出している。実際のところはわからないが、海で動物に触ると、ろくなことが起きない確率が高いので、その原則に従うのがよい。自然保護の観点からも触らないのが原則である。

4本目はSecret bay。ここも砂地のポイント。ライティングで遊んで終了。

宿に戻り、夕食前に写真編集。遅めの夕食。琴さんは地域のミーティングにお出かけ。明日はVerde islandに遠征に行くので朝が早い。ダイニングから早めに切り上げて就寝。ダイビング旅行は健康的である。

4日

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