2018-12

エキス剤

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

処方する患者さんのイメージ 女性のための3大処方の1つです。「女性のための」は月経不順、月経困難、更年期障害などそのものとそれにまつわる体とメンタルの不調に使う漢方という意味にとらえるといいと思います。 体力そこそこ以上ある人で、足は冷える...
エキス剤

加味逍遙散(かみしょうようさん)

処方する患者さんのイメージ 女性のための3大処方の1つです。「女性のための」は月経不順、月経困難、更年期障害などそのものとそれにまつわる体とメンタルの不調に使う漢方という意味にとらえるといいと思います。 弱々しく全体としては冷え性だが、イラ...
エキス剤

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)


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生薬

知母(ちも)

何者か ユリ科ハナスゲAnemarrhena asphodeloides Bungeの根茎。 使われ方 胸部、腹部の炎症を抑えて解熱する。 体の水分を補い寝汗や口渇を治す。 成分 チモサポニンA-I~IV, B-I,II マンギフェリン イ...
生薬

胡麻(ごま)

何者か ゴマ科ゴマSesamum indicum Linnéの種子。 あのごまの実です。食用ごまを薬用に転用しています。黒ごまが良品のようですが白ごまでも代用してもいいとの記述があります。ごま油は「ゴマユ」と呼んで外用の生薬で別扱いです。 ...
生薬

牛蒡子(ごぼうし)

何者か キク科ゴボウArctium lappa Linnéの果実。 あの野菜のゴボウの実だそうです。ゴボウに実があるのも、ゴボウがキク科であることも知りませんでした。画像はゴボウの花です。成熟するとトゲトゲの膨らんだところにたくさんの実がつ...
生薬

石膏(せっこう)

何者か 天然の含水硫酸カルシウム。CaSO4・2H2O 使われ方 体にこもった熱を解熱する。渇きを治す。肺の炎症を抑え咳を止める。皮膚の炎症を抑える、皮膚を潤して皮膚炎を治す。 炎症を抑え、解熱する効果があるとされています(清熱薬)。漢方的...
生薬

苦参(くじん)

何者か マメ科クララSophora flavescens Aitonの根。 使われ方 炎症を抑え利尿する。膀胱炎に使う。熱性の下痢に使う。グジュグジュした皮膚炎に使って炎症を抑えてかゆみを止める。 まとめますと、炎症を抑え、体内の余計な水分...
生薬

木通(もくつう)

何者か アケビ科アケビAkebia quinata DecaisneまたはA. trifoliata Koidzumiのつる性の茎 アケビの実ではなく蔓ですね。学名もAkebiなんですね。 使われ方 炎症を抑える。 利尿して水分のバランスを...
生薬

蝉退(せんたい)

何者か なんと蝉の抜け殻! セミ科スジアカクマゼミ、ミンミンゼミ、コマゼミ、ホソヒグラシ、ニイニイゼミまたは同属動物の幼虫の抜け殻だそうです。産地は中国と文献にあるのですが日本では採集してないのでしょうか。。。 使われ方 皮膚の炎症をとる。...
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