シンガポール乗り継ぎモルディブへの旅・搭乗記(帰国編)

モルディブ
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2019年11月にモルディブにダイビングクルーズに行った際の搭乗記、帰国編です。情報は2019年11月24日現在です。帰国はシルクエアーMI481便のエコノミークラスとANA NH802便のビジネスクラスに乗りました。

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クルーズ船からマーレ空港へ

クルーズ船から飛行機出発時刻の3時間前に下船。みんなとの別れを惜しみつつクルーズ船を後にします。クルーズ船は空港のある島、フルマーレ島の港に停泊。普段、クルーズから下船し、空港に向かう人が多い場合は、クルーズ船からダイビング用のボートに乗って直接空港の港に乗りつけますが、この時間に空港に向かうのは僕だけだったので、小さなボートですぐそばの桟橋に行き、そこからタクシーで空港に向かうことになりました。

この日はあいにくの雨。雨の合間をぬってボートで桟橋到着。タクシーに乗りフルマーレの街を見物しながら空港へ。

空港のあるフルマーレ島から首都のマーレ島を結ぶ橋。2,3年前にできたようです。前に来たときこの橋はなく、フルマーレ島と,マーレ島の行き来はすべてボートでした。

マーレ空港

マーレ空港到着。タクシーに乗っていると雨脚が強まり、最終的に暴風雨に(笑)。雨に濡れずに降りられるところがあって助かりました。

出発ロビーの外の様子。

出発便を確認。

出発ロビー入り口。ここから先は乗客しか入れません。e-ticketの控えとパスポートを見せて通ります。

チェックインカウンターへ。早めに来たので並ばずにすみました。今回の心配事は、預け荷物をスルーチェックインできるかどうかということ。

結論としてはマーレからのシルクエアー便で、ANAへの荷物のスルーチェックインは可能でした。搭乗券についてはシンガポールの乗り継ぎカウンターで乗り継ぎ手続きをして、ANAの搭乗券を発行してもらう必要がありました。

日本⇔シンガポールはANAのマイルで取った関係で、日本/シンガポールとシンガポール/マーレの航空券が別々の発券です。シンガポール⇔マーレのチケットはシンガポール航空のウェブページで購入。通常ANAとシンガポール航空のシンガポール乗り継ぎは、最低乗り継ぎ時間を満たしている限り、荷物のスルーチェックインが可能ですが、今回、マーレからの便については、シンガポール航空はコードシェアしているだけで、実際の運航はシルクエアーです。シルクエアーはシンガポール航空の子会社ですが、厳密にはANAとのスルーチェックインの提携航空会社ではありません。
まあ、シルクエアーはシンガポールが本拠地で、シンガポール航空とのつながりも深く、シンガポールでの乗り継ぎ客を多く抱えていますので、たいてい荷物のスルーチェックインは可能だろうと思っていましたが、実際にできて一安心です。

チェックインカウンターのフロアから2階に上がり、出国手続き。その後は出発待合ロビーで一服します。

ゲート1-6は階段を降りたところにあります。

前に来たときにはこの先にもゲートがあったような気がしますが、閉鎖されていました。

階段を降りたところにあるゲート1-6の待合室。タクシーに乗っているときの暴風雨の影響か、到着が遅れている便が多数あり、待合室は混雑していました。

ロンドン便のお客さん。バスに乗って搭乗です。

バンコクエアー、バンコク行き。待合室の目の前に止まっていました。時刻表上はこちらの方がシルクエアーより後の出発でしたが抜かされてしまいました。ゲートから歩いて直接搭乗していました。

ようやくシルクエアーの搭乗開始。徒歩で機体に向かいます。

シルクエアー481便(MI481)・シンガポール航空5481便(SQ5481)

機体はボーイング737-800。通路が1本の小さな機体です。3-3座席は配列。エコノミークラス最前列のバルクヘッド席だったので足元に多少の余裕がありました。座り心地はいいです。モニターはありません。

搭乗してからもなかなか出発せず。シンガポールで一泊するので特に乗り継ぎに気をもむこともなく、外を眺めながらぼーっと過ごします。最終的に1時間遅れで出発しました。

待っている間に晴れ間が広がり、環礁を眺めながら、モルディブにさよならできました。やはり昼間便は窓側がいいです。

食事

チキン+麺と魚+ご飯の2択。カレー味がよかったので麺を選択。

4時間の飛行時間。お隣が赤ちゃん連れのだったので、赤ちゃんと戯れたり、本を読んだりしながら過ごしました。

シンガポール・チャンギ空港

シンガポール時間22時頃着陸。ターミナル2に到着しました。ANAの出発便もターミナル2からです。

乗り継ぎ便のゲートを確認しましたが、まだ出ていませんでした。

ひとまず、乗り継ぎカウンターへ。ANAの乗り継ぎカウンターはEです。降機したのがFのゲートだったので、まず最寄りのFの乗り継ぎカウンターに寄ってみましたが、ANAは取り扱っていませんでした。乗り継ぎカウンターではe-ticket、パスポート、スルーチェックインしたバゲージタグを提示。ここでANAの搭乗券をもらいました。

トランジットホテル

乗り継ぎ手続きが終わったら、予約しておいた出発ロビー内のトランジットホテルに向かいます。トランジットホテルは、出発ロビーの上層階にあります。

チェックインで手続き。カードキーを受け取ります。

トランジットホテルの注意点

トランジットホテルはネットで予約できます。当日いきなり行っても満室のことが多いので、予約しておくのが無難です。到着便と出発便の時間にあわせて、時間単位で申し込むことができます。注意点としては、空港の入国前のエリアにあり、預け荷物は受け取れません。荷物がスルーチェックインできないと困ったことになります。もし、スルーチェックインできないと、一旦入国して、ターンテーブルで荷物を受け取り、再度チェックインして、出発ロビーに入る必要があります。出発便までの時間が長いと出発便のチェックインカウンターが開くのを待たないといけなくて、結局、ホテルに泊まる時間がないということにもなりかねません。
また、預け荷物が受け取れないので、着替えが必要な人は手荷物に入れておかないといけません。

中の様子

廊下

部屋の様子。窓はありませんでしたが,清潔で一通りの設備は整っています。

部屋に荷物を置いて一息ついたところで食事をしに出かけました。

フードコート

ホテルと同じフロアにフードコートがあります。ターミナル2乗り継ぎで、食事をするならここが便利だと思います。夜だいぶ遅いので空いていました。しばらく見ないうちに、注文と支払いを端末でやるようになっていました。

注文方法

フードコートを見て回って食べたい料理の店とメニューのあたりをつけて、注文マシーンへ

支払い方法を選びます。

フードコートで食べるか持ち帰りかを選択。

注文をしたい店を選びます。店はフードコート内にあるので、先に見て回りましょう。

メニューをみて食べたいものを選択。他に食べたいものがあればさらに追加。

全部選んだらcheck out。会計へ。

クレジットカードなら挿入するか、スワイプするかかざせと表示されるので、それをやります。スワイプがうまくいかなくて、まごついていたら係員がどこからともなく現れて、ちゃちゃっと手続きしてくれました(笑)

呼び出し番号が書かれたレシートを受け取ります。

選んだ店に呼び出し番号が表示されるのを待ちます。番号が表示されたら、食事を取りに行きます。

無事、食事にありつけました。

マッサージ

食後は同じフロアにあるマッサージ屋さんへ。旅の疲れをほぐしました。後はそのままホテルの部屋に戻って就寝。

シルバークリスラウンジ

翌朝、5時過ぎに起床。ささっと支度をしてチェックアウト。朝食を食べに、ラウンジに出かけます。マイルでビジネスクラスが取れたので、シンガポール航空のシルバークリスラウンジが使えました。ラウンジは出発ロビーEエリアの上の階、突き当たりにあります。

エントランスが豪華

ラウンジの様子。この奥にさらに広々とスペースがあります。

飲み物カウンター。ビールサーバもありました。

サラダ、ヨーグルトなど。

食べ物の種類は豊富です。

機内でも離陸後すぐ食事なので軽めの朝食。

程なく搭乗時刻になったので移動しました。

こちらのシルバークリスラウンジは、スターアライアンス航空会社のビジネスクラス以上の乗客専用です。エコノミークラスに乗るスターアライアンスゴールドメンバー用のラウンジは、クリスフライヤーゴールドラウンジといって別にあります。

行きはエコノミーだったのでこちらを利用しましたが、やはりシルバークリスラウンジの方が豪華でした。

ANA802便

今日は成田行きの便です。機体はボーイング777-300。ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミー・エコノミーの4クラス制の機材です。本日は飛行時間6時間の予定。

座席

全席通路に直接出られる、フルフラットタイプのシート。

機材は欧米線にも使われるものですが、欧米線のようなアメニティの入ったポーチはなかったです。
スリッパ、ノイズキャンセリングヘッドフォンがおいてありました。
歯ブラシセット、 マウスリフレッシュ、 フェイス&ボディシート、 アイマスク、 イヤプラグ、 フェイス&ハンドクリーム、 マスク、 くしなどは、配りに来てくれるので必要なものをもらえます。モニターの下には充電出来るUSB差し込み口とコンセントがありました。
飲み干した後だけど、ウエルカムドリンク。

夜明けとともに出発。シンガポールを後にしました。

食事

メニューはこちら。

離陸後、40分ほどでドリンクサービスが始まりました。早朝便、深夜便の食事はシンプルな印象。それでも和食の方が充実している感じなので和食を選択。

朝早かったので食後のコーヒーをいただいて、一眠りすることにしました。座席をフルフラットにして、ベッドパッドを敷きます。羽毛の掛け布団でかなり快適です。

3時間ほどぐっすり眠って起床。後は映画を見たり、本を読んだりして過ごしました。いつの間にか本州が見えていました。富士山を見ながら高度を下げていきます。

第2滑走路に着陸。旅が無事に終わりました。

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