ANA最長:成田-メキシコシティ線ビジネスクラス搭乗記(往路)

メキシコ
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ダイビング旅行でカンクンへ。マイルでANAの成田-メキシコシティ線を往復ビジネスクラスで乗ってきました。ラウンジ、食事、座席などなど紹介します。情報は2019年10月23日現在です。

復路の搭乗記はこちら。

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成田空港

チェックイン

ラグビーワールドカップの影響か、いつになく混んでいる成田空港。

早速チェックインします。ビジネスクラス用のカウンターは空いていてスムーズです。

手荷物検査場

正面の手荷物検査場優先レーンも含めて並ぶことがありますが、実はAカウンターの奥にANAの優先レーンがあってこちらはいつも空いています。

出国手続き後の制限エリアもいつになく混んでいました。

ラウンジ

今回は搭乗ゲートが28Fと近くにANAのラウンジはありません。少々残念ではありますが、わざわざ遠回りしてANAラウンジを使うのは本末転倒なので、ユナイテッドエアラインのラウンジにお邪魔することにしました。

が、ラグビーワールドカップの影響と、ちょうど東南アジア⇔アメリカ便の乗り継ぎ客が乗り継ぎをする時間帯でラウンジは激混みでした。こんなに混んでいるラウンジをみたことがありません。ジュースとおつまみを少しいただいて一息ついたところで早々に退散しました。

バスでの搭乗

今回のゲート28Fはバスでの搭乗です。以前、デリー行きもバスでしたが、マイナーな行き先はバスでの搭乗が多いのかもしれません。ゲートに来ると、スペイン語があふれていて、なかなか旅のわくわく感が増してきます。アエロメヒコも成田・メキシコシティ便を飛ばしていて、そちらも何回か利用したことがあるのですが、南米の人たちはそちらを利用することが多くて、いつも満席。ANA便はかなり空いていると聞いていましたが、ゲートで見る限り、かなり外国の方の利用も多そうです。認知度が増してきたのかもしれません。バスに乗り込み搭乗機に移動します。

搭乗機のスポットに到着。ターミナルからかなり離れた、貨物エリアの近くです。早速搭乗します。

ANA180便

機内

機体はボーイング787-8です。メキシコシティは標高2200mの高地で、空気が薄いためエンジンの推力が落ちるうえ、メキシコ-成田の長距離を飛ぶために燃料も満タンにする必要があり、離陸が難しくなるそうです。そこでメキシコ線に使う機体のエンジンは特別に推力の高い物を装備しているとか。

座席は5A。フルフラットになり、全席通路に出られる配列になっています。

通路側からみると、ちょっとせせこましいように見えますが、奥はスペースがあって、足を十分に伸ばせます。

座席は上から見ると入れ違いのようになっていて、窓側座席でも、まさに窓に面している座席と通路に面している座席があります。窓に面している座席は通路側にサイドテーブルがあって、プライベート感が強くてよいです。

モニターは17インチ。モニターの下に、コンセント、充電できるUSBソケットがあります。

サイドテーブル。広いです。離陸前のウエルカムドリンクはスパークリングワインかオレンジジュース。サイドテーブルの側面にコントローラーが収納されています。

ヘッドホンはノイズキャンセリング。スリッパ。アメニティ。アメニティはglobe trotterのポーチに入っています。中に雪肌精の化粧水やクリームが入っていました。アメニティ持って帰ると、いつもは「要らないものがまた増えた」と言う相方が、雪肌精が入っているのをみて喜んでいました笑。

離陸。この日は追い風が強いらしく、スケジュールでは12時間半ですが飛行時間11時間の予定。

ドリンクサービス

離陸してまもなく、シートベルトサインが消えて、飲み物のサービスが始まります。飲み物サービスとともに1本目の映画鑑賞をスタート。

ドリンクメニュー。

ひとまずシャンパンをもらいます。アミューズは、黒胡麻ナッツスティック、フォアグラのムースとクランベリーのジュレ・ミニポワヴロンとチーズ ハーブオイル。名前が長すぎてよくわかりませんがおいしかったです。最初の飲み物のオーダーとともに食事もオーダーもしました。今回は洋食・牛肉を選択。

飲み物にスペシャルワインセレクションというコーナーがあり、どれか一種が搭載されているとのことだったので、どれか聞きました。この日はChâteau Ormes de Pez 2011。まあ、ワインのことはよくわかりませんが、とりあえず試すのがいいだろうと思い、メインとともに持ってきてくださいとリクエストしておきました。

食事

前菜。椎茸のタルト、真鯛の酢〆を長茄子と野菜のコンディメントにのせて。スープはコーンスープ。ひとまずシャンパンもおかわり。

パン。バゲット かぼちゃ クルミ味噌ブレッドの用意。なかなかおいしいです。

メインコース。牛フィレ肉のパネ グラッサージュのせ マデラソースで。と、ここで頼んでおいたスペシャルワインが売り切れたとのことで、他の赤ワインはいかがでしょうかとのアナウンス。赤は2種類、搭載されていました。詳しくないのでメニューに「肉料理に合います」と書いてある方をチョイス。Main Street Winery – Cabernet Sauvignonにしました。

メインコース、濃厚、ジューシーでよかったです。

メインコースが終わって、デザートに移ろうかという時にCAさんがやってきました。なにやらワインのボトルを持っています。

そして、「本日オーダーされていたワインが品切れになったのは、開栓に失敗してコルクを破壊してしまい開けられなくなったからです。一番最初にオーダーされていたのに品切れのアナウンスになり、申し訳ありません」と、まさかの告白(笑)。コルクが半分壊れたボトルを見せてくれました。なかなかの面白エピソードなので写真に撮っておきたかったのですが、かわいそうなので写真は撮らず(笑)

「もしよければ、もう少し開栓頑張ってみます。コルクが落ちたりするかもしれませんが、せっかく一番最初にオーダーしていただいたので、試してみませんか?」との提案。なかなか正直で、なんだか面白いです。どうせそんなにワインのこまやかな味はわからないので、「それでいいのでお願いします」と言っておきました(笑)。

チーズとともにいただきます。とくにコルク片が混じったり、変な味はしませんでした(笑)。

デザート。エモーション・デペイゼ。ライムとショウガ風味のアズキ、グレープフルーツとハチミツとレモンのジュレ、 抹茶のクリーム、グリーンピース、ビスキュイを使用したグラスデザート、とのことですが、これが絶妙な味。ライムと抹茶とあずきの組み合わせがこんなに合うとは知りませんでした。

コーヒーをいただいて食事終了。

休息タイム

食べた後は一眠り。ベッドにしてマットレスを敷きます。掛け布団もあるので快適です。モニターも、サイドテーブルのランプも消せばかなり暗くできます。

5時間ほど睡眠を取りました。飲みすぎで少し眠りが浅かったような気もしますが、真横になれたので、疲れはそれほどありませんでした。

いつの間にか機体はアメリカ大陸に到達。カルフォルニアの荒涼とした大地が眼下に広がっていました。30分ほどすると砂漠はメキシコの山岳地帯に姿を変えました。

食事:セカンドサービス

到着2時間前。2回目の食事です。メニューはこちら。今回は和食をチョイス。

着陸

その後、2時間は2本目の映画などをみて過ごしました。着陸態勢に入る頃には、メキシコシティ近郊の町並みが見えてきます。機体はメキシコシティ中心部を旋回し、無事にベニートフアレス国際空港に着陸です。11時間15分ほどのフライト。ゆっくりくつろぐこともできましたし、おもしろエピソードもいただきましたし(笑)、快適な楽しいフライトでした。

着陸後、乗り継ぎをしてカンクンへ。乗り継ぎの模様はこちら。

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