ANA最長:成田-メキシコシティ線ビジネスクラス搭乗記(復路)

メキシコ
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ダイビング旅行でカンクンへ。マイルでANAの成田-メキシコシティ線を往復ビジネスクラスで乗ってきました。ラウンジ、食事、座席などなど紹介します。情報は2019年10月23日現在です。

往路の搭乗記はこちら。

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メキシコシティ・ベニートフアレス国際空港

チェックイン

インテルジェットでカンクンから22:30に到着。インテルジェットは、ANAと同じターミナル1を使っているので、移動は簡単です。スルーチェックインできると書いてあったのですが、カンクンのチェックインで手書きの搭乗券と荷物タグに不安を覚え、スルーチェックインにはしませんでした。

インテルジェットに乗った話はこちらです。

ターンテーブルで荷物を受け取り、国内線ロビーから、国際線ロビーに移動します。建物の構造は一直線です。国内線到着は1階、国際線チェックインは2階なので、到着ロビーについたらすぐ見えるエスカレーターで2階に上がってしまうといいと思います。その後はターンテーブルあった方を方を背にして右側にひたすら進みます。国内線側は吹き抜けになっていて2階部分は狭いです。

国際線側は吹き抜けになっていません。

国際線側に入って保安検査場Gを通過すると、チェックインカウンターF1があり、そこがANAのカウンターです。

チェックインカウンターの開始は出発時刻3時間前です。この日は23時20分からの予定。23時過ぎにカウンターに到着、少し待って開始になりました。ビジネスクラス用のカウンターはほとんど並んでおらず一瞬で順番に。ここで重要なのが、入国審査の時に審査官から返される入国カードの半券です。これもチェックインの時に要求されます。旅行中になくしてはいけません。なくすと罰金を取られるとか。

半券を渡すと搭乗券にホチキスで留められます。実はメキシコは出国時は出国審査がなく、このカードを飛行機に搭乗するときに渡すだけなのです。ANAの場合は搭乗券に留められるので、ボーディングゲートで搭乗券をもぎ取られるときに自動的に一緒に回収されます。

グランドラウンジエリート

保安検査場Gに戻り、手荷物検査。これはまあ特に特徴的なものはないです。いわれたとおりにベト外し、靴を脱げば大丈夫。

検査場を抜けて右側の細い通路を行くとラウンジがあります。ラウンジの名前はグランドラウンジエリートです。看板も出ているし、だいたい入り口に人が立っているのでわかりやすいです。着くなり、係員がべったり対応して中に招き入れてくれて席まで案内してくれたので、入り口の写真を取り損ねました笑

実はこのラウンジは2つあって、保安検査場から近い方が大きいようです。シャワーが浴びたかったのでシャワーがあることだけ確認して近い方に入りました。

コートは近くのコート掛けに掛けてくれます。荷物はお好みでそばに置いておいたり、預かってくれたりできます。

大まかに奥と手前の2つの部屋に分かれているような感じの作り。今回は奥に通されました。なかなかオシャレな空間でした。手前は少しモダンな感じがします。手前の空間には大きなテレビがありました。

食事はけっこう充実しています。ANAを利用する日本人客が困らないようにいたるところにANAマーク入りの日本語の案内があります。

ANA客シフトのドリンクメニュー。バーカウンターがあり、そこで直接頼むことも、係員の人を呼んで頼むこともできます。

ANAメキシコラウンジ限定オリジナルカクテルたち。気になったので全種類制覇しました笑。

お隣に座っていた、フレンドリーなメキシコ人女性が話しかけてきたので、その後はお喋りをして過ごしました。なかなか面白かったです。

搭乗時刻になった係員が教えてくれたので外に出ます。入り口でカートが待機していて、それに乗ってあっという間に搭乗口に来ました。歩くとけっこう長いと思っていたので、カートはかなりうれしいサービスです。取り損ねた入り口がちょっと写っていました。緑と青と白のところです。

搭乗口

今回の搭乗口は26番。なかなか広いスペースで、椅子も数が多いのでエコノミーできても待ちやすいかなと思います。

ほどなく搭乗しました。

ANA179便

機内

機体はボーイング787-8。

座席は3K。往路とは反対側の窓側です。フルフラットになり、全席通路に出られる配列になっています。

深夜で機内の明るさが足りなかったのでいい感じで撮れず、座席詳細は往路のものを流用。

座席は上から見ると入れ違いのようになっていて、窓側座席でも、まさに窓に面している座席と通路に面している座席があります。窓に面している座席は通路側にサイドテーブルがあって、プライベート感が強くてよいです。

モニターは17インチ。モニターの下に、コンセント、充電できるUSBソケットがあります。

サイドテーブル。広いです。離陸前のウエルカムドリンクはスパークリングワインかオレンジジュース。サイドテーブルの側面にコントローラーが収納されています。

ヘッドホンはノイズキャンセリング。スリッパ。アメニティ。アメニティはglobe trotterのポーチに入っています。アメニティのバッグは、往路と同じブランドのglobe trotterでしたがデザインがちがいました。

離陸したらほどなく眠るつもりだったのでカーディガンをもらっておきました。

予定を25分ほど遅れて離陸。メキシコシティの美しい夜景を見ながら飛び立ちました。本日は14時間半とかなりながい飛行時間の予定です。

ドリンクサービス

離陸して30分ぐらいでシートベルトサインが消えました。まずは深夜便のため、希望者に4種類のアミューズとドリンク飲み物のサービスです。軽食はいつでも好きなときに好きな物を頼めます。

ドリンクメニュー。

食事メニュー。

シャンパンとアミューズ。アミューズは4種類のうち好きな物を選ぶのですが、全部選んでも大丈夫です笑。

アミューズだけで足りなかったので、飲みの〆的にラーメン。

睡眠タイム

そしていいかげん眠くなったので就寝。離陸から1時間半。メキシコシティ時間で午前4時10分になっていました。

5時間半ぐらい眠ったところでふと目が覚めたのでどこまで飛んだか確認します。あれ?かなり南のルートを飛んでるなぁ。最短距離飛ぶならもっと北回りのはず。北回りは偏西風が強すぎるか何かかなぁと思いましたが、まだ少し眠かったのでもう一眠りすることにしました。

食事の準備のため機内が少し明るくなったのあわせて起床。トータル7時間ぐっすり眠ることができました。

食事

離陸後8時間経過。7時間の睡眠ののちメインの食事です。メニューをみて和食の方がおいしそうに見えたのでこちらをチョイスしました。まだ寝ている人もいるので機内は暗めです。メキシコシティの時間だと午前11時、日本時間だと夜中の1時なのです。この時間帯の食事はなかなかまようタイミングかなと思いました。時差ぼけを解消するにはフライト中全部寝るのがよさそうですが14時間全部寝るのはなかなか難しいですし、14時間絶食は厳しいかなと。

ここからはお酒を飲むと、体内時計が完全におかしくなるので、飲み物は健康的にお茶にしました。

軽食

メインの食事後は完全に目が覚めたので、本を読んだり、映画を見たりして過ごすことにしました。何しろまだ6時間半と時間がたっぷりあります。

メインの食事の3時間後にウナギ丼。

さらに2時間後にクロワッサンサンドウィッチ。他にもいくつか軽食がありましたが、もう分別ある大人なので、おなかも空いていないのに全部試すのはやめました笑

着陸

また気ままに1時間ほど過ごすと本州が見えてきました。銚子です。着陸態勢に入り、九十九里浜から成田空港に着陸です。

結局、14時間44分のロングフライトでした。これだけ長いとビジネスクラスの満喫度は高いです。途中の機長さんのアナウンスでアリューシャン列島で火山噴火があって通常よりも南を飛ぶことになったとの説明でした。到着は遅くなりましたがその分ビジネスクラスが堪能できたのでよしとします。

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