エキス剤 升麻葛根湯(しょうまかっこんとう) 処方する患者さんのイメージ かぜの人(汗が出なくて、寒気がする、あちこちが痛い。特に首の後ろが痛い。葛根に下痢止めの効果もあるので下痢を伴う風邪にも使用可能。)肩こりの人口渇皮膚炎 おなじみの漢方処方、葛根湯の派生形です。麻黄、桂皮、大棗を... 2019.03.12 エキス剤
エキス剤 大防風湯(だいぼうふうとう) 処方する患者さんのイメージ 弱々しく、やせ衰えて、節々の痛みや動きにくさを訴える人。 病み上がりでやせ衰えて足腰が弱って傷む人のイメージですね。体の内側の冷えを治す人参湯、血の不足やホルモンバランスの異常である血虚を治す四物湯が基本骨格です... 2019.03.11 エキス剤
エキス剤 滋陰降火湯(じいんこうかとう) 処方する患者さんのイメージ 弱々しい人で乾いた咳、特に夜間に咳が出る人 滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治すための処方です。弱々しい人の咳や... 2019.03.10 エキス剤
エキス剤 五虎湯(ごことう) 処方する患者さんのイメージ 体力があり、高熱があり汗をかいているかぜの人気管支炎、気管支喘息の人 麻黄湯の桂皮が石膏と入れ替わった処方である麻杏甘石湯にさらに咳止めの効果を高めるべく桑白皮が加わった処方です。石膏が入っていて白いので白虎から... 2019.03.07 エキス剤
エキス剤 滋陰至宝湯(じいんしほうとう) 処方する患者さんのイメージ 弱々しい人で食欲不振、倦怠感、微熱、ほてり、口渇、イライラを伴うような咳や痰 滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治... 2019.03.07 エキス剤
エキス剤 清肺湯(せいはいとう) 処方する患者さんのイメージ 体力があまりなく、痰のからむ咳が長く続く人 肺に熱を持ち、咳が続く人用の処方です。麦門冬湯とちがって痰が多い人に使います。 ツムラ・クラシエ・コタローの90番です。 入っている生薬とその狙い 当帰(とうき):補血... 2019.03.07 エキス剤
エキス剤 竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう) 処方する患者さんのイメージ 弱った人の長引く風邪不安、不眠、神経過敏 基本構造は二陳湯です。小柴胡湯の生薬が大棗以外すべて入っていて柴胡剤でもあります。小柴胡湯+咳に効く生薬の構成であり、咳に特化した小柴胡湯である柴朴湯に似ていると考えても... 2019.03.05 エキス剤
エキス剤 治打撲一方(ぢだぼくいっぽう) 処方する患者さんのイメージ 打撲 打撲に使う処方です。 ツムラ・クラシエ・コタローの89番です。 入っている生薬とその狙い 桂皮(けいひ):鎮痛作用。駆瘀血。 川芎(せんきゅう):駆瘀血。 大黄(だいおう):便がよく出るようにして血の巡りを... 2019.03.03 エキス剤
エキス剤 二朮湯(にじゅつとう) 処方する患者さんのイメージ 関節炎、浮腫んで痛みのある関節につかう。五十肩 利水薬と痛み止めの生薬からなる処方です。五十肩によく使われます。 ツムラ・クラシエ・コタローの88番です。 入っている生薬とその狙い 半夏(はんげ):咳を止める。特... 2019.03.02 エキス剤
エキス剤 柴朴湯(さいぼくとう) 処方する患者さんのイメージ 熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症のうち、咳、喀痰、呼吸困難が強いもの。 小柴胡湯に半夏厚朴湯を加えた処方です。慢性炎症、感染症に使う小柴胡湯に呼吸器症状をとる半夏厚朴湯を加えていま... 2019.03.01 エキス剤