漢方

生薬

牡蠣(ぼれい)

何者か何のことはない、あのカキの貝殻です。オイスター。生薬としては「ぼれい」と読みます。使われ方 精神安定作用。下に収まるべき気が上に鬱滞して起こる、精神不安、不眠、寝汗、めまいなどを治す。 胃酸の分泌を抑えたり中和して、潰瘍・胸焼けを治す...
エキス剤

安中散(あんちゅうさん)

処方する患者さんのイメージ胃酸過多・胃腸が冷えて痛む人用の薬です。ひょろっとした体の弱い人向けの薬です。冷えにより胃腸の過緊張や痙攣がおきて症状をが出る場合に用います。処方エキス剤ではツムラ・クラシエ・コタローの番号5番。市販薬で「漢方胃腸...
生薬

升麻(しょうま)

何者かキンポウゲ科サラシナショウマCimicifuga simplex Turczaninow、C. dahurica Maximowicz、C. foetida LinnéまたはC. heracleifolia Komarovの根茎使われ...
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生薬

当帰(とうき)

何者かセリ科の植物、トウキAngelica acutiloba KitagawaまたはホッカイトウキA.acutiloba Kitasawa var. sugiyamae Hikinoの根を湯通ししたもの使われ方血を作り(漢方的な意味で:補...
エキス剤

乙字湯(おつじとう)

処方する患者さんのイメージ 体力のある人(実証)の痔・脱肛を治す。脱肛とは肛門が緩んで肛門粘膜が肛門から飛び出てしまうことです。処方エキス剤ではツムラ・クラシエ・コタローの番号3番。脱肛は手術じゃないと治らないような気がしますが。。。入って...
生薬

黄芩(おうごん)

何者かシソ科コガネバナScutellaria baicalensis Georgiの根根が黄色いからコガネバナなんだそうです。紫色の花が咲きます。内臓などの体の深部(漢方の用語では裏といいます)の熱を下げるための生薬のグループに属します。そ...
生薬

大黄(だいおう)

何者かタデ科Rheum palmatum Linné、R. tanguicum Mazimowicz、R. officinale Baillon、R. coreanum Nakaiの根茎代表的な下剤ですね。センノシドは西洋の下剤にも使われて...
生薬

柴胡(さいこ)

何者かセリ科ミシマサイコBupleurum falcatum Linnéの根使われ方長引くかぜやその他感染症、炎症疾患で微熱や熱の上がり下がりがあるもの熱を下げる。腹部症状で両脇の痛み、張りのあるものの緩和。生薬の組み合わせによっては肝(現...
エキス剤

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

処方する患者さんのイメージ 鼻づまりのあるかぜの人(もとになっている葛根湯が比較的体力のある人向けですのでこちらもそこそこ体力のある人向けです。) 副鼻腔炎おなじみの漢方処方、葛根湯に鼻づまり改善効果をねらって川芎と辛夷を足した処方です。処...
生薬

辛夷(しんい)

何者かモクレン科の植物、タムシバMagnolia salibifolia Mazimowicz、コブシM. kobus De Cadolle、M. biondii Pampanini、M. prengeri Pampanini、ハナモクレン...
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