漢方

エキス剤

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がある人で右下腹部痛があり、便秘がちな人の月経困難症、月経不順。体力があり、右下腹部痛がある人の便秘、痔。 血の巡りをよくする生薬と下剤からなる処方です。弱々しい人には向きません。腹部所見に特徴があります。 ...
生薬

芒硝(ぼうしょう)

何者か 硫酸ナトリウムの十水和物 下剤と炎症を抑える生薬として使われます。現在の日本ではNa2SO4と規定されていますが唐代以前ではMgSO4であったと考えられているそうです。どちらも流通しているようです。 使われ方 発熱を伴う便秘に使う。...
生薬

冬瓜子(とうがし)

何者か ウリ科トウガンBenincasa cerifera SaviまたはB.cerifera Savi forma emarginata K. Kimura et Sugiyamaの種子。 冬瓜の種です。排膿薬に分類されています。エキス剤...
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エキス剤

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

処方する患者さんのイメージ 手足、体が冷える弱々しい人の頭痛、偏頭痛、頭痛に伴う嘔吐。体が冷えることによる、胃痛、腹痛、下痢 習慣性のある頭痛、偏頭痛に使う処方です。とくに吐き気を伴う偏頭痛に使います。痛み方はズキズキする感じで、頭のてっぺ...
生薬

呉茱萸(ごしゅゆ)

何者か ミカン科ゴシュユEuodia ruticarpa Hooker filius et Thomson、Euodia officinalis Dode、またはEuodia bodinieri Dodeの果実 胃腸への温補剤に分類されます...
エキス剤

白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

処方する患者さんのイメージ 口が渇いて体がほてる人 体に熱を持ち、喉と口が渇く人のための処方です。古典的には急性感染症のあと大量に汗はかいたが、まだ体に熱が残っていて喉が渇いている人に使ったようです。現在では、お年寄りの口の渇き、熱中症や、...
エキス剤

人参湯(にんじんとう)

処方する患者さんのイメージ つばのたまる胃腸の調子が悪い人。冷え性、顔色が悪い、元気がない人。 弱々しい人の胃腸症状に使います。キーワードはつばがたまるです。胃腸は冷えによる過緊張から来る腹痛、嘔吐、下痢に使います。 ツムラ・クラシエ・コタ...
エキス剤

真武湯(しんぶとう)

処方する患者さんのイメージ 冷え性の人のめまい、立ちくらみ冷え性の人の動悸、腹痛、下痢 弱々しい人のめまい、立ちくらみに使います。めまいはふわふわする浮動感や、ぐらぐら揺れる感じのするもので、目の前がはっきりとぐるぐるまわるようなめまいには...
エキス剤

麦門冬湯(ばくもんどうとう)

処方する患者さんのイメージ 乾いた咳が続く人 かぜの急性期後に乾いた咳がのこったときなどが良い使い時です。使われている生薬は肺を潤すことで咳止めの効果を発揮します。したがって痰がたくさん出ているときや鼻水が喉にたれることによる咳には向きませ...
生薬

粳米(こうべい)

何者か イネ科イネOryza sativa Linnéの穎果(えいか) ずばり玄米のことです。穎果とはイネ科の植物にみられる果実のことだそうです。毎日玄米食べている人は、毎日生薬摂取してることになりますね。 使われ方 体の水分を補って口渇を...
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