麦門冬

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清暑益気湯(せいしょえっきとう)

処方する患者さんのイメージ弱った人の夏バテの胃弱、下痢、消化不良。基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。消化機能をよくする陳皮、体の水分を補う麦門冬と五味子、汗をおさえる黄耆と白朮。消炎、解熱の黄柏を加えています。夏バテのうち食欲がな...
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辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

処方する患者さんのイメージ肺に熱がこもって粘稠痰の出る人慢性の鼻炎、副鼻腔炎ツムラ・クラシエ・コタローの104番です。入っている生薬とその狙い石膏(せっこう):体にこもった熱を解熱する。渇きを治す。麦門冬(ばくもんどう):体の水分を補う。水...
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温経湯(うんけいとう)

処方する患者さんのイメージ元気がなく、手足が熱く、唇の乾いた人の月経障害、月経困難、更年期障害、皮膚の乾燥などのホルモンバランスがくずれ。血虚+血熱+気虚のための処方です。女性のための漢方の1つと考えてよいでしょう。ツムラ・クラシエ・コタロ...
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滋陰降火湯(じいんこうかとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人で乾いた咳、特に夜間に咳が出る人滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治すための処方です。弱々しい人の咳や痰の...
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滋陰至宝湯(じいんしほうとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人で食欲不振、倦怠感、微熱、ほてり、口渇、イライラを伴うような咳や痰滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治すた...
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清肺湯(せいはいとう)

処方する患者さんのイメージ体力があまりなく、痰のからむ咳が長く続く人肺に熱を持ち、咳が続く人用の処方です。麦門冬湯とちがって痰が多い人に使います。ツムラ・クラシエ・コタローの90番です。入っている生薬とその狙い当帰(とうき):補血。ホルモン...
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竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)

処方する患者さんのイメージ弱った人の長引く風邪不安、不眠、神経過敏基本構造は二陳湯です。小柴胡湯の生薬が大棗以外すべて入っていて柴胡剤でもあります。小柴胡湯+咳に効く生薬の構成であり、咳に特化した小柴胡湯である柴朴湯に似ていると考えてもよさ...
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炙甘草湯(しゃかんぞうとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人の動悸息切れ似たようなイメージの患者さんに使う処方に桂枝加竜骨牡蠣湯や、柴胡桂枝乾姜湯があります。生薬の構成からはどちらも炙甘草湯よりは精神、神経症的な要素が強い人に使う感じです。炙甘草湯は、体を潤す生薬...
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釣藤散(ちょうとうさん)

処方する患者さんのイメージやや弱々しい人の高血圧や頭痛やや弱々しい人のストレスによるのぼせ、肩こり、めまい。高血圧、頭痛、イライラ、のぼせは黄連解毒湯に似ていますが、黄連解毒湯よりもやや弱々しい人に使います。ツムラ・クラシエ・コタローの47...
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麦門冬湯(ばくもんどうとう)

処方する患者さんのイメージ乾いた咳が続く人かぜの急性期後に乾いた咳がのこったときなどが良い使い時です。使われている生薬は肺を潤すことで咳止めの効果を発揮します。したがって痰がたくさん出ているときや鼻水が喉にたれることによる咳には向きません。...
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