甘草

エキス剤

消風散(しょうふうさん)

処方する患者さんのイメージ 分泌物の多いかさぶたになりかけている皮膚病 じんましん グジュグジュした湿疹や水疱瘡のような皮膚のイメージでしょうか。蝉の抜け殻が生薬と使われている唯一の処方エキス剤です。 ツムラ・クラシエ・コタローの番号22番...
エキス剤

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

処方する患者さんのイメージ 太り気味で汗をよくかき、疲れやすく、色白な人の、水分循環を改善して、むくみや関節の痛みを取る。過度の汗を止める。 水太りを改善する。 ようするに、体が水ぶくれした人の浮腫んでいることによる諸症状に使います。肥満の...
エキス剤

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

処方する患者さんのイメージ 水っぽい鼻水がでるかぜの人(体力のある人向き)アレルギー性鼻炎、気管支喘息 だらだら水っぽい鼻水のでるかぜの時の処方箋です。麻黄が入っているのでそこ体力のある人に使います。 アレルギー性鼻炎や、気管支喘息にも効果...
スポンサーリンク
エキス剤

桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、冷え性の人の関節痛、神経痛。 桂枝湯に附子と蒼朮を加えた処方です。弱々しい人への基本処方である桂枝湯に温めと関節痛、筋肉痛に効果のある附子と蒼朮を加えています。消炎鎮痛の対症療法薬は西洋薬の方が切れ味...
エキス剤

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

処方する患者さんのイメージ 消化管の炎症に由来する諸症状。吐き気、みぞおちのつかえた感じ。おなかのごろごろした感じのある人。胃腸炎、下痢、口内炎。 消化器に炎症のある人に使います。 ツムラ・クラシエ・コタローの14番。 入っている生薬とその...
エキス剤

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しい人の不安や動悸、自律神経系の諸症状。神経症 インポテンツ 夜泣き、夜尿症 弱々しい人用の処方です。柴胡桂枝乾姜湯と似ていますが、桂枝加竜骨牡蠣湯は柴胡が入っていないのがポイントで、脇腹の張りや鳩尾の圧痛の...
エキス剤

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

処方する患者さんのイメージ 軽く脇腹に張りのある体力のある人の不眠、動悸、冷え、肩こりなど自律神経系のいろいろ、神経症。 エネルギッシュだけどせっかち、神経質で頭に血が上りやすいおじさん、ヤンキーのようなイメージでしょうか。ヒステリック、い...
エキス剤

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

処方する患者さんのイメージ 軽く脇腹に張りのある弱々しい人の不眠、動悸、冷え、肩こりなど自律神経系のいろいろ、神経症。 柴胡の入っている柴胡剤ですが、慢性炎症の薬ではありません。神経症的な訴えに使います。柴胡が入っているので脇腹の張り感をと...
エキス剤

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)

処方する患者さんのイメージ かぜの急性期から慢性期に移り変わる時。(桂枝湯+小柴胡湯の症状) かぜで、寒気がするようなはなばなしい症状から、ぐずぐずするところへの移行期に使います。 なぜなら、桂枝湯と小柴胡湯と足して2で割った薬だからです。...
エキス剤

小柴胡湯(しょうさいことう)

処方する患者さんのイメージ 熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症全般 発症から5,6日たってはなばなしい症状はなくなったけど、ぐずぐずしているかぜというのが一番ぴったりくるイメージだと思います。 昔はウイルス性の...
スポンサーリンク