熱症

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桔梗石膏(ききょうせっこう)

処方する患者さんのイメージ喉の痛みがあるもの、扁桃炎咽頭炎に使う桔梗湯の甘草を石膏にかえた処方です。桔梗の排膿・鎮咳効果、咽頭痛を抑える効果、石膏の冷やす効果を期待している処方です。使い方としては桔梗湯と似ていますが、石膏が入っている分、痛...
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大柴胡湯去大黄(だいさいことうきょだいおう)

処方する患者さんのイメージがっちりした人で脇腹が張って苦しい人に使います。内部にこもっている熱を冷まし炎症を取るために使う。具体的な症状としては耳鳴り、肩こり、高血圧、吐き気、嘔吐、不眠などです。肥満症にもという記載のあるものもあります。大...
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梔子柏皮湯(ししはくひとう)

処方する患者さんのイメージ発熱、黄疸頭が熱くて重たい感じの二日酔。皮膚の炎症性疾患。発熱と黄疸の薬です。二日酔、皮膚のかゆみにも使います。黄連解毒湯に似ています。コタローの314番です。入っている生薬とその狙い黄柏(おうばく):黄連とあわせ...
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大承気湯(だいじょうきとう)

処方する患者さんのイメージ体力があり、心窩部の不快感のある人の便秘。高熱で水分が足りず便が硬くなっておなかがはる人。強めの下剤として、頑固な便秘に使います。古典では、感染症が進行して高熱が続き、発汗などで体の水分が失われて便が硬くなり、腸管...
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三物黄芩湯(さんもつおうごんとう)

処方する患者さんのイメージ四肢が火照る人。手足が火照って眠れない人。ツムラ・クラシエ・コタローの121番です。入っている生薬とその狙い黄芩(おうごん): 胃の炎症を治す。膨満感、口内炎を治す。嘔吐、下痢を治す。高血圧、頭痛、精神不安・不眠な...
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黄連湯(おうれんとう)

処方する患者さんのイメージ消化管の炎症に由来する諸症状。吐き気、みぞおちのつかえた感じでおなかが冷えて痛い人。おなかのごろごろした感じのある人。胃腸炎、下痢。消化器に炎症のある人に使います。半夏瀉心湯の黄芩を桂皮に替えた処方です。桂皮が冷え...
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柴苓湯(さいれいとう)

処方する患者さんのイメージ熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症全般で、むくみのつよいもの、胃にぽちゃぽちゃ水がたまる人。下痢、嘔吐などがある人、喉の渇く人。小柴胡湯と五苓散の合剤です。したがって、小柴胡湯と五苓散...
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三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)

処方する患者さんのイメージ丈夫で便秘をともなっている人のいらいら、のぼせ、高血圧、不眠、めまい、動悸、神経症丈夫で便秘をともなっている人の更年期障害、月経障害基本は炎症を抑える処方です。黄連解毒湯に似ていますが、大黄が入っているので便秘をと...
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小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさいことうかききょうせっこう)

処方する患者さんのイメージ熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症のうち、とくに喉の痛みがあるもの、長引く扁桃炎小柴胡湯に桔梗と石膏を加えた処方です。慢性炎症、感染症に使う小柴胡湯に桔梗の排膿・鎮咳効果、咽頭痛を抑え...
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竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)

処方する患者さんのイメージ弱った人の長引く風邪不安、不眠、神経過敏基本構造は二陳湯です。小柴胡湯の生薬が大棗以外すべて入っていて柴胡剤でもあります。小柴胡湯+咳に効く生薬の構成であり、咳に特化した小柴胡湯である柴朴湯に似ていると考えてもよさ...
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