寒症

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十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

処方する患者さんのイメージ体が衰弱して、気力もなく元気がない人疲労倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどに使う。体も弱り、気力もなく元気がない人のための薬です。補中益気湯は気力がないのを補う処方でしたが、こちらは、さらに体...
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六君子湯(りっくんしとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しく、疲れやすい、冷え性、気分が落ち込み気味で、みぞおちのつかえがある人の胃腸症状。胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐など基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。そこに腹部や肺の痰のよう...
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補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

処方する患者さんのイメージ夏ばてや消耗状態で元気がない人癌などの疾患で元気がない人自己免疫疾患や結核、炎症性疾患で消耗し元気がない人特に疾患はないが疲れやすく昼間から眠い人とにかく元気がない人のための薬です。欠乏している気を補い元気を出すた...
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苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人のめまい、ふらつき、動悸。口は渇いていない。真武湯よりは冷えの弱い人に使います。あまり弱々しくなく口が渇いている場合は五苓散です。ツムラ・クラシエ・コタローの39番です。入っている生薬とその狙い茯苓(ぶく...
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当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)

処方する患者さんのイメージ手足が冷えて、あちこちが痛む人冷え性のなかでも特に手足が冷える人に使う処方です。冷えから来る痛みにも有効です。手足から冷えて体も冷えた人の下痢や腹痛にもつかえます。ツムラ・クラシエ・コタローの38番です。入っている...
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呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

処方する患者さんのイメージ手足、体が冷える弱々しい人の頭痛、偏頭痛、頭痛に伴う嘔吐。体が冷えることによる、胃痛、腹痛、下痢習慣性のある頭痛、偏頭痛に使う処方です。とくに吐き気を伴う偏頭痛に使います。痛み方はズキズキする感じで、頭のてっぺんや...
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人参湯(にんじんとう)

処方する患者さんのイメージつばのたまる胃腸の調子が悪い人。冷え性、顔色が悪い、元気がない人。弱々しい人の胃腸症状に使います。キーワードはつばがたまるです。胃腸は冷えによる過緊張から来る腹痛、嘔吐、下痢に使います。ツムラ・クラシエ・コタローの...
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防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

処方する患者さんのイメージ 太り気味で汗をよくかき、疲れやすく、色白な人の、水分循環を改善して、むくみや関節の痛みを取る。過度の汗を止める。 水太りを改善する。ようするに、体が水ぶくれした人の浮腫んでいることによる諸症状に使います。肥満の薬...
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小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

処方する患者さんのイメージ水っぽい鼻水がでるかぜの人(体力のある人向き)アレルギー性鼻炎、気管支喘息だらだら水っぽい鼻水のでるかぜの時の処方箋です。麻黄が入っているのでそこ体力のある人に使います。アレルギー性鼻炎や、気管支喘息にも効果がある...
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桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)

処方する患者さんのイメージ 体力がなく、冷え性の人の関節痛、神経痛。桂枝湯に附子と蒼朮を加えた処方です。弱々しい人への基本処方である桂枝湯に温めと関節痛、筋肉痛に効果のある附子と蒼朮を加えています。消炎鎮痛の対症療法薬は西洋薬の方が切れ味が...
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