地黄

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炙甘草湯(しゃかんぞうとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人の動悸息切れ似たようなイメージの患者さんに使う処方に桂枝加竜骨牡蠣湯や、柴胡桂枝乾姜湯があります。生薬の構成からはどちらも炙甘草湯よりは精神、神経症的な要素が強い人に使う感じです。炙甘草湯は、体を潤す生薬...
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牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

処方する患者さんのイメージ 生殖機能(生命力そのものも含む)と泌尿器の機能が弱って元気がなく、節々が痛い人に使います。(腎虚用の処方)イメージとしては男性の更年期障害みたいな感じです。あとは働き過ぎ、飲み過ぎ、性生活頑張りすぎなど限界を超え...
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五淋散(ごりんさん)

処方する患者さんのイメージ尿道炎、膀胱炎、腎炎、排尿痛、血尿、残尿感主に利水薬と、炎症を抑える生薬で合わせて作られた処方です。目標とする症状は猪苓湯に似ていますが炎症を抑える生薬と補血剤が加わって強化されています。尿量を増やして、細菌を洗い...
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温清飲(うんせいいん)

処方する患者さんのイメージかさかさした皮膚炎(湿疹)、アトピー性皮膚炎口内炎かさかさした皮膚トラブルのある女性の月経障害、月経困難、更年期障害炎症を抑える黄連解毒湯と血虚で表されるホルモンバランスの異常その他を改善する四物湯をあわせた処方で...
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疎経活血湯(そけいかっけつとう)

処方する患者さんのイメージ関節痛、腰痛、神経痛、筋肉痛などの様々な痛みやしびれ血を巡らせる生薬、むくみをとる生薬、痛みを止める生薬の組み合わせです。ツムラ・クラシエ・コタローの53番です。入っている生薬とその狙い芍薬(しゃくやく):四肢と腹...
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潤腸湯(じゅんちょうとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しく体が渇き気味の人の便秘に使う。体力がなく皮膚が乾燥も乾燥した人のコロコロ便の便秘の治療に用います。血の巡りをよくする生薬と気の流れを整える生薬が両方入っているので元気がない人、血の足りない、巡りが悪い人のた...
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荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

処方する患者さんのイメージ体力普通以上だがやせ形、皮膚の浅黒い人の、蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、ニキビやせ形、皮膚が浅黒い、とずいぶんピンポイントなイメージではありますが、そのような人の膿が出るような慢性炎症につかう処方です。ツムラ・クラ...
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十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

処方する患者さんのイメージ体が衰弱して、気力もなく元気がない人疲労倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどに使う。体も弱り、気力もなく元気がない人のための薬です。補中益気湯は気力がないのを補う処方でしたが、こちらは、さらに体...
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釣藤散(ちょうとうさん)

処方する患者さんのイメージやや弱々しい人の高血圧や頭痛やや弱々しい人のストレスによるのぼせ、肩こり、めまい。高血圧、頭痛、イライラ、のぼせは黄連解毒湯に似ていますが、黄連解毒湯よりもやや弱々しい人に使います。ツムラ・クラシエ・コタローの47...
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七物降下湯(しちもつこうかとう)

処方する患者さんのイメージ弱々しい人で高血圧があり、耳鳴り、のぼせ、肩こり、頭重感などの随伴症状のある人。昭和の漢方医の大塚敬節が作った処方で、もともとはご自分の高血圧による眼底出血のために処方したと物だそうです。ですが現在のエキス剤の適応...
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