エキス剤 梔子柏皮湯(ししはくひとう) 処方する患者さんのイメージ 発熱、黄疸頭が熱くて重たい感じの二日酔。皮膚の炎症性疾患。 発熱と黄疸の薬です。二日酔、皮膚のかゆみにも使います。黄連解毒湯に似ています。 コタローの314番です。 入っている生薬とその狙い 黄柏(おうばく):黄... 2019.06.02 エキス剤
エキス剤 清暑益気湯(せいしょえっきとう) 処方する患者さんのイメージ 弱った人の夏バテの胃弱、下痢、消化不良。 基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。消化機能をよくする陳皮、体の水分を補う麦門冬と五味子、汗をおさえる黄耆と白朮。消炎、解熱の黄柏を加えています。夏バテのうち食欲... 2019.05.30 エキス剤
エキス剤 滋陰降火湯(じいんこうかとう) 処方する患者さんのイメージ 弱々しい人で乾いた咳、特に夜間に咳が出る人 滋陰とは足りない陰を補うという意味で、陰とは体の潤い、水分と考えればいいと思います。つまり、体や臓器の潤いが足りないことによる症状を治すための処方です。弱々しい人の咳や... 2019.03.10 エキス剤
エキス剤 柴胡清肝湯(さいこせいかんとう) 処方する患者さんのイメージ かんの強い小児の神経症、扁桃炎神経質でかんがつよく、かぜを引きやすい子供の体質改善夜尿症 一貫堂医学の解毒症体質の小児期のための処方です。解毒症体質に対する処方は柴胡清肝湯を入れて大きく3つありますが、残りの2つ... 2019.02.26 エキス剤
エキス剤 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) 処方する患者さんのイメージ 皮膚が浅黒く、体力のある人の下腹部の炎症、尿道炎、膀胱炎 一貫堂医学の解毒症体質の壮年期、下半身の症状のための処方です。解毒症体質に対する処方は竜胆瀉肝湯を入れて大きく3つありますが、残りの2つは柴胡清肝湯、荊芥... 2019.02.24 エキス剤
エキス剤 温清飲(うんせいいん) 処方する患者さんのイメージ かさかさした皮膚炎(湿疹)、アトピー性皮膚炎口内炎かさかさした皮膚トラブルのある女性の月経障害、月経困難、更年期障害 炎症を抑える黄連解毒湯と血虚で表されるホルモンバランスの異常その他を改善する四物湯をあわせた処... 2019.01.10 エキス剤
エキス剤 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) 処方する患者さんのイメージ 体力普通以上だがやせ形、皮膚の浅黒い人の、蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、ニキビ やせ形、皮膚が浅黒い、とずいぶんピンポイントなイメージではありますが、そのような人の膿が出るような慢性炎症につかう処方です。 ツムラ... 2018.12.30 エキス剤
エキス剤 七物降下湯(しちもつこうかとう) 処方する患者さんのイメージ 弱々しい人で高血圧があり、耳鳴り、のぼせ、肩こり、頭重感などの随伴症状のある人。 昭和の漢方医の大塚敬節が作った処方で、もともとはご自分の高血圧による眼底出血のために処方したと物だそうです。ですが現在のエキス剤の... 2018.12.25 エキス剤
エキス剤 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう) 処方する患者さんのイメージ 体力がなく、冷え性で胃腸が弱い人のめまい、頭痛、立ちくらみ。 体の水分バランスを調える生薬と、胃腸を調える生薬からなる処方です。 ツムラ・クラシエ・コタローの37番です。 入っている生薬とその狙い 天麻(てんま)... 2018.12.16 エキス剤
エキス剤 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) 処方する患者さんのイメージ 丈夫な人のいらいら、のぼせ、高血圧、不眠、めまい、動悸、神経症胃炎、口内炎頭が熱くて重たい感じの二日酔。皮膚の炎症性疾患。 基本は炎症を抑える処方です。4種類の生薬はすべて炎症や熱を冷ます効果のあるものです。1,... 2018.11.25 エキス剤