漢方

エキス剤

潤腸湯(じゅんちょうとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しく体が渇き気味の人の便秘に使う。 体力がなく皮膚が乾燥も乾燥した人のコロコロ便の便秘の治療に用います。血の巡りをよくする生薬と気の流れを整える生薬が両方入っているので元気がない人、血の足りない、巡りが悪い人...
生薬

麻子仁(ましにん)

何者か クワ科アサ Cannabis sativa Linnéの果実。大麻の実と言った方が通りがいいでしょう。葉っぱには幻覚作用があります。実は食用で輸入されていて発芽防止処理が施されています。七味唐辛子の原料です。薬用のものも食用で輸入さ...
エキス剤

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

処方する患者さんのイメージ 体力普通以上だがやせ形、皮膚の浅黒い人の、蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、ニキビ やせ形、皮膚が浅黒い、とずいぶんピンポイントなイメージではありますが、そのような人の膿が出るような慢性炎症につかう処方です。 ツムラ...
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生薬

白芷(びゃくし)

何者か セリ科ヨロイグサ Angelica dahurica Bentham et Hooker filius ex Franchet et savatierの根。 使われ方 痛み止め。頭痛や顔の痛み、歯の痛みを治す排膿を促す。鼻のつまりを...
エキス剤

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

処方する患者さんのイメージ 体が衰弱して、気力もなく元気がない人疲労倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、寝汗、手足の冷えなどに使う。 体も弱り、気力もなく元気がない人のための薬です。補中益気湯は気力がないのを補う処方でしたが、こちらは、さら...
生薬

菊花(きくか)

何者か キク科キク Chrysanthemum morifolium Ramatulle またはシマカンギク C. indicum Linnéの花。薬用では白か淡い黄色の花が使われます。 使われ方 かすみ目、目の充血などに使う。頭痛を治す。...
エキス剤

七物降下湯(しちもつこうかとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しい人で高血圧があり、耳鳴り、のぼせ、肩こり、頭重感などの随伴症状のある人。 昭和の漢方医の大塚敬節が作った処方で、もともとはご自分の高血圧による眼底出血のために処方したと物だそうです。ですが現在のエキス剤の...
生薬

釣藤鈎(ちょうとうこう)

何者か アカネ科カギカズラ Uncaria rhymchophylla Miquel, U. sinensis Haviland または U. marcrophylla Wallichの棘。湯通ししたもの蒸したものも使われる。 使われ方 頭...
エキス剤

六君子湯(りっくんしとう)

処方する患者さんのイメージ 弱々しく、疲れやすい、冷え性、気分が落ち込み気味で、みぞおちのつかえがある人の胃腸症状。胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐など 基本は元気がない人に元気を出させる四君子湯。そこに腹部や肺の痰の...
エキス剤

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

処方する患者さんのイメージ 夏ばてや消耗状態で元気がない人癌などの疾患で元気がない人自己免疫疾患や結核、炎症性疾患で消耗し元気がない人特に疾患はないが疲れやすく昼間から眠い人 とにかく元気がない人のための薬です。欠乏している気を補い元気を出...
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