柴苓湯

生薬

猪苓(ちょれい)

何者か サルノコシカケ科チョレイマイタケPolyporus umbellatus Friesの菌核。 舞茸風のキノコですが、生薬として使われるのは地上のキノコ部分ではなくて地下に潜っている部分です。ネットに転がっている情報によると地下部分が...
生薬

白朮(びゃくじゅつ)

何者か キク科オケラAtractylodes japonica Koidzumi ex Kitamuraの根茎、またはオオバナオケラA. macrocephala Koidzumiの根茎 使われ方 胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下...
生薬

人参(にんじん)

者か ウコギ科オタネニンジンPanax ginseng C. A. Meyerの細根を除いた根。 別名朝鮮人参です。野菜のニンジンはセリ科の植物で全くちがう種です。 使われ方 気を補うのに高い効果があり、胃腸系、呼吸器系を活性化する。下痢を...
生薬

半夏(はんげ)

何者か サトイモ科カラスビシャクPinellia ternata Breitenbachのコルク層を除いた塊茎 使われ方 咳を止める。特に痰がらみの咳の湿りをとって、痰を切り咳を止める。胃の機能を調え、胃に水がたまるのを治し、吐き気を止める...
生薬

沢瀉(たくしゃ)

何者か オモダカ科サジオモダカAlisma orientale Jazepczukの塊茎。 僕は知らなかったのですが、家紋にも使われるわりとポピュラーな植物のようです(沢瀉紋)。 使われ方 体内に余分にたまった水を排尿によって治す(除湿・利...
生薬

茯苓(ぶくりょう)

何者か サルノコシカケ科マツホドWolfporia cocos Ryvarden et Gilbertsonの菌核。 松の根に寄生する菌類。きのこです。 使われ方 利水。胃腸の機能を高めて水腫や浮腫を治す。胃にぽちゃぽちゃ水がたまる状態(胃...
生薬

黄芩(おうごん)

何者か シソ科コガネバナScutellaria baicalensis Georgiの根 根が黄色いからコガネバナなんだそうです。紫色の花が咲きます。 内臓などの体の深部(漢方の用語では裏といいます)の熱を下げるための生薬のグループに属しま...
生薬

柴胡(さいこ)

何者か セリ科ミシマサイコBupleurum falcatum Linnéの根 使われ方 長引くかぜやその他感染症、炎症疾患で微熱や熱の上がり下がりがあるもの熱を下げる。腹部症状で両脇の痛み、張りのあるものの緩和。生薬の組み合わせによっては...
生薬

桂皮(けいひ)

何者か 香辛料のシナモン。クスノキ科Cinnnamoum Casia Blumeの樹皮です。 使われ方 軽い発汗作用→弱々しい人のぐずついたかぜの治療に(虚証のかぜ)。(発汗解表作用)精神不安・不眠・めまいを和らげる。(降気作用:気について...
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