柴朴湯

エキス剤

柴朴湯(さいぼくとう)

処方する患者さんのイメージ熱が上がったり下がったりがある、脇腹が張って苦しい、長引く感染症のうち、咳、喀痰、呼吸困難が強いもの。小柴胡湯に半夏厚朴湯を加えた処方です。慢性炎症、感染症に使う小柴胡湯に呼吸器症状をとる半夏厚朴湯を加えています。...
生薬

蘇葉(そよう)

何者かシソ科シソPerilla frutescens Britton var. crispa W. Deaneの葉。ようするに紫蘇の葉です。赤じそと青じそがありますが、生薬に使うのは赤じそになります。使われ方軽い発汗作用。軽いかぜの初期につ...
生薬

厚朴(こうぼく)

何者かモクレン科ホオノキMagnolia obovata Thunberg、M. officinalis Rehder et Wilson、M. officinalis Rehder et Wilson var. biloba Rehder...
生薬

人参(にんじん)

者かウコギ科オタネニンジンPanax ginseng C. A. Meyerの細根を除いた根。別名朝鮮人参です。野菜のニンジンはセリ科の植物で全くちがう種です。使われ方気を補うのに高い効果があり、胃腸系、呼吸器系を活性化する。下痢を治し、消...
生薬

半夏(はんげ)

何者かサトイモ科カラスビシャクPinellia ternata Breitenbachのコルク層を除いた塊茎使われ方咳を止める。特に痰がらみの咳の湿りをとって、痰を切り咳を止める。胃の機能を調え、胃に水がたまるのを治し、吐き気を止める。気管...
生薬

茯苓(ぶくりょう)

何者かサルノコシカケ科マツホドWolfporia cocos Ryvarden et Gilbertsonの菌核。松の根に寄生する菌類。きのこです。使われ方利水。胃腸の機能を高めて水腫や浮腫を治す。胃にぽちゃぽちゃ水がたまる状態(胃内停水)...
生薬

黄芩(おうごん)

何者かシソ科コガネバナScutellaria baicalensis Georgiの根根が黄色いからコガネバナなんだそうです。紫色の花が咲きます。内臓などの体の深部(漢方の用語では裏といいます)の熱を下げるための生薬のグループに属します。そ...
生薬

柴胡(さいこ)

何者かセリ科ミシマサイコBupleurum falcatum Linnéの根使われ方長引くかぜやその他感染症、炎症疾患で微熱や熱の上がり下がりがあるもの熱を下げる。腹部症状で両脇の痛み、張りのあるものの緩和。生薬の組み合わせによっては肝(現...
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