柴胡桂枝乾姜湯

生薬

括楼根(かろこん)

何者か ウリ科Trichosathis kiriliwii Maximowicz、キカラスウリT. kirilowii Maximowicz var. japonica Kitamura、またはオオカラスウリT. bracteata Voi...
生薬

乾姜(かんきょう)

何者か ショウガZingiber officinale Roscoeの根茎を湯通しか、蒸したもの。 冷えの症状が強いものには乾姜を、吐き気の強いものには生のショウガ、生姜を使うという区別があります。乾姜は生姜とちがい、温補薬に分類されます。...
エキス剤

柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

処方する患者さんのイメージ 軽く脇腹に張りのある弱々しい人の不眠、動悸、冷え、肩こりなど自律神経系のいろいろ、神経症。 柴胡の入っている柴胡剤ですが、慢性炎症の薬ではありません。神経症的な訴えに使います。柴胡が入っているので脇腹の張り感をと...
生薬

牡蠣(ぼれい)

何者か 何のことはない、あのカキの貝殻です。オイスター。生薬としては「ぼれい」と読みます。 使われ方 精神安定作用。下に収まるべき気が上に鬱滞して起こる、精神不安、不眠、寝汗、めまいなどを治す。 胃酸の分泌を抑えたり中和して、潰瘍・胸焼けを...
生薬

黄芩(おうごん)

何者か シソ科コガネバナScutellaria baicalensis Georgiの根 根が黄色いからコガネバナなんだそうです。紫色の花が咲きます。 内臓などの体の深部(漢方の用語では裏といいます)の熱を下げるための生薬のグループに属しま...
生薬

柴胡(さいこ)

何者か セリ科ミシマサイコBupleurum falcatum Linnéの根 使われ方 長引くかぜやその他感染症、炎症疾患で微熱や熱の上がり下がりがあるもの熱を下げる。腹部症状で両脇の痛み、張りのあるものの緩和。生薬の組み合わせによっては...
生薬

桂皮(けいひ)

何者か 香辛料のシナモン。クスノキ科Cinnnamoum Casia Blumeの樹皮です。 使われ方 軽い発汗作用→弱々しい人のぐずついたかぜの治療に(虚証のかぜ)。(発汗解表作用)精神不安・不眠・めまいを和らげる。(降気作用:気について...
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