二朮湯

エキス剤

二朮湯(にじゅつとう)

処方する患者さんのイメージ関節炎、浮腫んで痛みのある関節につかう。五十肩利水薬と痛み止めの生薬からなる処方です。五十肩によく使われます。ツムラ・クラシエ・コタローの88番です。入っている生薬とその狙い半夏(はんげ):咳を止める。特に痰がらみ...
生薬

天南星(てんなんしょう)

何者かサトイモ科マイヅルテンナンショウArisaema heterophyllum Blume, A. erubescens Schott, A. amurense Maximowiczのコルク層を除いた根茎。使われている処方は多くありませ...
生薬

羌活(きょうかつ)

何者かセリ科 Notopterygium incisum Ting ex H. T. Chang または N. forbesii Boissieuの根と根茎使われ方発汗によって寒と風湿を除く。関節痛を治す。発汗解表薬です。成分ポリアセチレン...
生薬

威霊仙(いれいせん)

何者かキンポウゲ科サキシマボタンヅル Clematis chinensis Osbeck, C. mandshurica Ruprecht または C. hexapetala Pallasの根と根茎。使われ方鎮痛する。使われている処方は多く...
生薬

陳皮(ちんぴ)

何者かミカン科ウンシュウミカンCitrus unshiu MarcowiczまたはC. reticulata Blancoの成熟した果皮。平たくいうと、みかんの皮です。使われ方胃腸を調える。腹部の張りと膨満感を直す。食欲増進。肺の湿りをとり...
生薬

蒼朮(そうじゅつ)

何者かキク科ホソバオケラAtractylodes lanceaDe Candolleの根茎、A. chinesis Koidzumiの根茎使われ方胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下痢を治す。利水により、感冒や体表のむくみによる関節痛...
生薬

白朮(びゃくじゅつ)

何者かキク科オケラAtractylodes japonica Koidzumi ex Kitamuraの根茎、またはオオバナオケラA. macrocephala Koidzumiの根茎使われ方胃腸の働きを改善して食欲不振、腹部膨満、下痢を治...
生薬

半夏(はんげ)

何者かサトイモ科カラスビシャクPinellia ternata Breitenbachのコルク層を除いた塊茎使われ方咳を止める。特に痰がらみの咳の湿りをとって、痰を切り咳を止める。胃の機能を調え、胃に水がたまるのを治し、吐き気を止める。気管...
生薬

茯苓(ぶくりょう)

何者かサルノコシカケ科マツホドWolfporia cocos Ryvarden et Gilbertsonの菌核。松の根に寄生する菌類。きのこです。使われ方利水。胃腸の機能を高めて水腫や浮腫を治す。胃にぽちゃぽちゃ水がたまる状態(胃内停水)...
生薬

黄芩(おうごん)

何者かシソ科コガネバナScutellaria baicalensis Georgiの根根が黄色いからコガネバナなんだそうです。紫色の花が咲きます。内臓などの体の深部(漢方の用語では裏といいます)の熱を下げるための生薬のグループに属します。そ...
スポンサーリンク