当帰飲子

エキス剤

当帰飲子(とうきいんし)

処方する患者さんのイメージ 皮膚の炎症のある人 血虚を伴う人の皮膚の炎症に使います。四物湯が含まれており、ホルモンバランスが崩れていたり足りず、かさかさ乾いた皮膚の炎症向きです。 ツムラ・クラシエ・コタローの86番です。 入っている生薬とそ...
生薬

何首烏(かしゅう)

何者か タデ科ツルドクダミPolygonum multiflorum Thunbergの塊根 使われている処方は当帰飲子のみです。 使われ方 補血薬として用いる便秘を治す 何首烏+蒺藜子で腎陰虚や、肝気のうっ滞による立ちくらみ、頭痛、不眠を...
生薬

蒺藜子(しつりし)

何者か ハマビシ科ハマビシTribulus terrestris Linnéの果実 使われている処方はわずかです。 使われ方 眼の充血をとる皮膚の炎症をとる気を下げて頭痛をとる、不安を和らげる、不眠を治す。 蒺藜子+何首烏で腎陰虚や、肝気の...
生薬

黄耆(おうぎ)

何者か マメ科キバナオウギAstragalus membranaceus BungeまたはA.mongholicus Bungeの根 使われ方 弱々しい人の過度の汗を利尿によって止める。弱々しい人の胃腸を強め、気を巡らせて貧血、顔が蒼い、め...
生薬

地黄(じおう)

何者か ゴマノハグサ科アカヤジオウRehmannia glutinosa Liboshitz var. purpurea Makino、またはR. glutinosa Liboschitzの根。 使われ方 体の水と血を補う。熱を下げる。乾い...
生薬

防風(ぼうふう)

何者か セリ科Saposhnikovia divaricata Shischkinの根と根茎。 使われ方 汗をかかせて頭痛、めまい、関節痛を治す。(発汗解表薬) 専門的には発汗により風寒湿の3つの原因によって起こる具合の悪さを取り除きます。...
生薬

荊芥(けいがい)

何者か シソ科ケイガイSchizonepeta tenuifolia Briquetの花穂(かすい)。汗をかかせて熱をちらせる発汗解表薬に分類されます。皮膚病に効果があるのも特徴です。 使われ方 かぜの頭痛・発熱を治す。鼻炎に使う。(発汗解...
生薬

当帰(とうき)

何者か セリ科の植物、トウキAngelica acutiloba KitagawaまたはホッカイトウキA.acutiloba Kitasawa var. sugiyamae Hikinoの根を湯通ししたもの 使われ方 血を作り(漢方的な意味...
生薬

川芎(せんきゅう)

何者か セリ科の植物、センキュウCnidium officinale Makinoの根茎 使われ方 血流を改善(漢方的な意味で)し、気を巡らせて月経不順、月経痛、腹痛、冷え性などを治す。血行を促進(こちらも漢方的な意味で)して、気を巡らせて...
生薬

芍薬(しゃくやく)

何者か ボタン科しゃくやくPaenia laxtiflora Pallasの根です。 使われ方 四肢と腹部の緊張をとる→筋肉痛・けいれん・腹痛を治す婦人科系の働きを調えて月経不順・帯下・月経痛を治す。(駆瘀血・通経)汗が出過ぎるのを止める。...
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